ヤベェ…ここは天国か？？ ページ5
着いたのはとっっっても見覚えのあるデカいお屋敷だった。
そう。逆巻家である。
私はお屋敷を見つめて深呼吸し、一礼をしてから敷地内に入った。聖地巡礼だぁぁぁ！！！
「とうちゃーく！ここが僕の家だよっ！」
ライトさんがそう言った。
知っている。ここで確定したこと。間違いなくこの方はライトさんだ。
えっ…ちょっと待って。思考が追い付かない。さっきまで混乱のあまりに思考停止してたけど、まさか私………
ディアラバの世界にトリップしたぁぁぁ！？
え、一回落ち着こ？？え。情報量多い情報量多い。
待って待って待って待って。
いっっかい待って。
私が？ ディアラバの世界にいる…？
回りを見渡すと、薔薇が、いっぱいに綺麗に咲いており、そこでもはや推しを感じた。
感激のあまりに泣きそうになっていると、ライトさんが
「さぁ、着いたところだし、入ろうか。」
と私の背中を押しながら扉へと歩いていく。
「え…でも…流石にお邪魔するのは悪いですし…」
「いーのいーの。ほら、はやく中にはいって。」
どんどんと私の背中を押しながら進んで、玄関の扉の前に着いた。
するとぎぃ、とドアが開く。
あ…あの自動ドアだ！！なんて感激しながら中に入る。
するとそこには、私が毎日のように見ていた光景が広がる。
あの上のソファーで、アヤトさんが寝てたな…
そんな思いに浸っていると、
「あ、君の名前はなんて言うの？」
突然聞かれて少し返事が遅くなる。
「あ、Aと申します。」
「Aちゃんね！」
名前で呼ばれたぁぁ…
「ねぇAちゃん。僕君に言ってなかったことがあるんだ。」
お？なんだなんだ。吸血鬼って事か？
少なからず期待をする。
「この家には、僕の他に、五人兄弟がいるからね。」
そっちかい！！
「そうなんですか！分かりました！」
それとなくな反応をしておく。
てかどうしよう。私今から推しに会う感じ？
死ぬで。
少しでもあったときの耐性をつけなければ…
でないと死ぬ…
ぐるぐると考えながら、窓から月を見るのだった。
あー。私もうすぐ死ぬな…(確信)→←突然すみません！シオンです！！
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シオン - 見てくれてありがとうございます！面白いと思ってくださりとても嬉しいです！！(ﾉ≧▽≦)ﾉ (3月6日 18時) (
レス) id: 1ed1803671 (このIDを非表示/違反報告)
れんと - とても面白かったです!!俺もシュウさん好きなのでわかります! (3月6日 15時) (レス) @page17 id: 1ada435888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオン | 作成日時：2024年2月1日 0時
