episode.77 ページ28
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カタクリさんの返事を聞いた兵隊さん達が部屋に入って来る。
一瞬、カタクリさんの表情が
『 わ、っ？！ 』
それよりも早く、カタクリさんの大きな手が私の身体を持ち上げ兵隊さん達から隠した。
その理由が分からず、目を
何を考えているのかはわからないけれど、私が居る事を隠したい事だけはわかった。
だから私はカタクリさんの手の中で大人しく兵隊さんが部屋を出て行くのを待つ。
『( それにしても……メリエンダって何だろう )』
メリエンダの時間、と言っていた兵隊さん。
ちらりと時計を見れば指し示す時間は午後3時前。
時間だけ見たのならばおやつの時間だけれど、流石に安直過ぎるだろうか。
ダメだ、考えてもわからない。
わからない事は今考えても仕方がない、そういうものだ。私は�爛瓮螢┘鵐性瓩�何であるのか考えるのをやめた。
それにしても兵隊さん達の話は随分と長い。
カタクリさんの手で拘束されている状態の私は何が出来るでもないし。そう、兵隊さんから私を隠す為の壁となっているのはカタクリさんの手。
『( 普段、そんなに触らせてくれないし……少しくらい良いよね？私ばっかり撫でられたり抱き上げられたり恥ずかしい思い、いっぱいしてるし！ )』
そわりと働いた悪戯心。
私はここぞとばかりに目の前にあるカタクリさんの手を触る。身長も私より遥かに高いカタクリさんの手は当然ながら私がすっぽり収まってしまうのでは？と思ってしまう程に大きい。
何より女の私と違って、ゴツゴツと骨張った手は
心ゆくまでカタクリさんの手に触れて満足した私は兵隊さん達が部屋を出るのを大人しく待つ。
「 それでは私共はこれで！ 」
「 あぁ。今から糖分の摂取を行う、
「 勿論でございます！ 」
カタクリさんの言葉を聞いた兵隊さんが慌てた様に言葉を返す。思い返せばカタクリさんと一緒にご飯を食べた記憶がない。クラッカーさんとは何時も一緒だったけれど。
「 お前はじっとしていられないのか 」
兵隊さん達が部屋を出て直ぐ掛けられたのはこの言葉だった。
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レモン - 続編ないんですか？！すっごくこの作品好きなのに！4年もたってますが、更新期待してますっ！ (1月6日 12時) (
レス) @page50 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - マジで面白いです！続きお願いします！ (12月21日 15時) (レス) @page50 id: 3de4771c26 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 長らく更新されてないようですがぜひ更新再開していただけると嬉しいです、、文才が天才すぎます、、もっと麦わらの一味と絡ませてほしいです、、完結までついていかせてください、、 (2023年2月12日 14時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
キエラ(プロフ) - 今日この小説見つけてめちゃくちゃファンになりました！！続編お待ちしております... (2022年12月3日 13時) (レス) @page50 id: cdb417a741 (このIDを非表示/違反報告)
員脚 - ぞ、続編が、無い、、、、だと、、、、！！好みドストライクで続きが楽しみなんです！！初コメ失礼しました (2022年8月31日 11時) (レス) @page50 id: a61a8e014c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2018年4月18日 22時
