・ ページ26
碓井Side
黒田「手を取り合う、と言ったな?1つ策が浮かんだ。」
みやび「黒田くん?」
教室に黒田くんが入ってきたのを確認して、私は教室から出ていくことにした
酒井「何処行くんだよ」
碓井「このあと病院だから早引きするのよ。」
榊原「病院?どっか悪いのか?」
碓井「まあね。」
黒田くんが考える策なんて、きっと豊臣さんを利用してポイントを増やすというものだろう
まぁ明日聞けばいいか
碓井「じゃ、お先。」
私は学校からそのまま病院に向かった
次の日、学校に行くとみな60ポイント以上獲得していた
碓井「これが黒田くんの作戦?」
みやび「はい。PBB作戦でございます。」
PBB…みんなダサいとか言ったんだろうな
碓井「ポイント倍々?なかなかのセンスじゃない。」
織田「おっ、貴様もそう思うか?」
私としても今のは言葉を選んだけどね
酒井「いやPBB作戦、絶好調だな」
榊原「よし、次はお前らの番だ。頼むぞ」
なるほど、次は井伊くんと龍造寺くんか
井伊「よーし、先行ってんぞ」
龍造寺「任せたばい」
2人が音楽ホールを出ていった所で、私は一番気になっていることを尋ねた
碓井「これって、私も参加したほうが良いの?」
今川「やってて損はないんじゃないか?」
前田「でもそうすると碓井が家康に狙われる可能性も」
みやび「そうでございます。もしAさんになにかあったら、」
榊原「酒井が黙ってねぇよ。な?」
酒井「いや、それはない」
みやび「といいますと?」
酒井「こいつが本気出したら誰も勝てねぇよ。」
碓井「フフッ、たしかにそうかもね。」
本多「でも、碓井が喧嘩するとか想像がつかないぜ」
前田「黒田みたいに頭の切れる頭脳派!って感じだしな」
頭脳派、か…
その言葉からはずっと逃げられないんだ
どう足掻いても、ずっと身体にまとわりついてくる
竹中「まぁ、俺は黒田を信用してねぇ。」
みやび「どうしてですか?」
竹中「アイツは頭が切れすぎる。普通思いつくか?あんな短時間であんだけの作戦を。ああいう奴は結局、自分のことしか考えてねぇんだよ。」
酒井「たしかに、実家に連れていきたいタイプではないよな」
『ハハハハ』
竹中「まぁ100パーで信用しないほうが、俺はいいと思うけどね」
114人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
串(プロフ) - あんずさん» お待たせしました〜。不定期更新でごめんなさい… (2022年9月5日 5時) (レス) @page35 id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - やった!更新された!いつもありがとうございます (2022年9月3日 21時) (レス) id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - 青晴空 さん、今急いで編集しました!ご指摘ありがとうございます (2022年8月27日 15時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
青晴空(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グたってますよー (2022年8月27日 14時) (レス) id: 06dde910e2 (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - @さくら さん、ありがとうございます。 (2022年8月27日 14時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:串 | 作成日時:2022年8月26日 18時