【黒バス】 俺を裏切ったこと、忘れるなよ？

ＳＴＯＲＹ　【３７】 ページ42

「おはよーーー♪」

そう言って家に入ってきたのは、

『…んだよ、母さん』

母さんだった。
若かった母さんは、オレを捨ててどこかに行ってしまった。
父さんが若いうちに死んでから、家に帰ってくる回数が少なくなり、
とうとうオレを祖母の家に預けてどこかへ行ってしまった。
―――ハズだった。
最近は頻繁に俺に会いに来る。
意味は知らないけど、泊まる場所がないからだろう。

母「ねぇ、今日泊めてくんなぁい？」

そう言って近付いてきた母は、どぎつい香水のにおいがした。
それに、メイクも必要以上に厚い。
服は大きく胸元が開いていて、だらし無かった。

母「メッシュなんか入れて〜、なぁに色気づいてんの」

そう言って、オレの髪を触ってくる。
ヤメロ。オレを捨てたくせに。

高ぶる感情を抑えきれなくなり、殴ろうとした瞬間、

ピンポーン…ピンポーン…

とインターフォンが鳴った。しぶしぶ玄関に行くと、

原「おっは〜〜〜♪」

案の定、先輩たちだった。

花宮「おい！飯！！！

　 って、誰か来てんのか？」

そう言ってずかずか家に入る先輩。
リビングに達っている母さんを見て、花宮先輩は

花宮「出てって下さい」

と満面の笑みで言った。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←ＳＴＯＲＹ　【３６】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキー霧崎メンバー

山崎弘　兄貴version

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す