十六描き ページ3
土方Side〜
どうしようもない嫉妬に狂い、流石の俺もつい行動に出た。
それはまんまと万事屋の思惑通りになった言う訳で。
それに嫌悪感を感じながらも、今はAに名前を呼んでもらった事の喜びの方が大きい。
頬を赤く染め、俯いて俺の名前を呼ぶAはなんとも言えないぐらい愛らしくて。
つい腕に力が入る。
Aの身体は華奢で、直ぐに折れてしまいそうだった。
それでも俺は、抱き締める力を緩める事はできなかった。
それに応えてくれるように、俺の背中に手を回すAに、理性が崩れかける。
それをなんとか抑え、俺はAの存在を確かめるように、Aの身体を強く、優しく包んだ。
___今日は幸せだ。
・
・
銀時Side〜
うまくいったかねぇお二人サンは。
珍しくこの俺が土方クンやってやった事なんだ、後でたんまりとお礼をもらってやる。
「たでーま」
流しに染みた水をはらうようにして、戸を開ける。
「銀さん、おかえりなさい!」
「仕事見つけたアルカ?」
「…あ。」
…やべーよ完っ全に忘れてたよてか探す気ぶっちゃけ無かったし!
揶揄うのが仕事〜みたいになってたよさっき!
「…おい銀ちゃん、今まで何してたアルカ?」
急に神楽がいつもよりワントーン低い声で俺に言う。
新八はというとなんか呆れた顔で何も言わずこっち見てるし!
___命の危機を感じた。
「ホアチャー!」
という神楽のチャイナっぽい声が聞こえた後、俺は全身に伝わる激痛と浮遊感を覚えた。
「あ"あ"あ"あ"!!!」
___雨の中のかぶき町に、俺の断末魔が響き渡った。
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みきたつ(更新停止中)(プロフ) - iceblast5さん» 返信遅くてごめんなさい、そしてわざわざコメント、ありがとうございます!貴方様も、どうか体調にお気をつけてお過ごし下さい! (2019年2月7日 21時) (レス) id: 58c2806fad (このIDを非表示/違反報告)
iceblast5(プロフ) - また読めて嬉しかったです!寒い日ばかり続きます、お身体ご自愛くださいませ(>_<) (2019年1月30日 23時) (レス) id: 69d49e1d20 (このIDを非表示/違反報告)
みきたつ(プロフ) - iceblast5さん» 待ってくれる方がいるのはありがたいです…本当にありがとうございます! (2018年12月13日 20時) (レス) id: 23625b9f72 (このIDを非表示/違反報告)
iceblast5(プロフ) - 自分が納得行く結果が出せるように集中してください(。>д<)待っていますね♪ (2018年12月13日 19時) (レス) id: 886ffa0a54 (このIDを非表示/違反報告)
みきたつ(プロフ) - 実花さん» ありがとうございます!!! (2018年12月7日 20時) (レス) id: dab6b26021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みきたつ | 作成日時:2018年9月29日 23時