十一描き ページ47
銀時Side〜
あの場の空気から逃げる為、万事屋から出た…
訳にも行かなかった。
今考えれば外雨じゃん。
寒いし傘差すのだるいじゃん。
どうしていいかわからず、取り敢えず障子の近くに影にならない様にして立っていた。
相変わらず聞こえる話し声。
今度は何を話してるんだ…と思いながら、聞き耳を立てる。
すると、聞こえてきたのはこんな言葉だった。
『でも、二人は、銀さんの事
…好きでしょ?』
…!?
な、何聞いてんだAちゃんんん!?
アイツら、まだ返事しないけど、なんて言うんだろ…
「「はい!/もちろんアル!」」
そこはかとなく、安堵感が俺を包む。
よかった。
___ありがとな、Aちゃん。
俺は、Aちゃんが、障子の奥で微笑んで居る気がした。
・
・
ASide〜
「茉莉絵さん、テレビつけていいですか?」
『うん、全然大丈夫』
新八くんは律儀だなあ。
《これから雨足はどんどん強まっていきそうです》
《特にかぶき町周辺は強い大雨に注意してください》
そんなニュースが流れる。
「A、そろそろ帰った方がいいんじゃないアルカ?」
「そうですね、雨が酷くなるそうですし」
朝は弱かったから洗濯物干しちゃったけど、これから濡れそうだな、とかも考えたので、帰らせてもらうことにした。
『そうさせてもらうかな…
二人とも、ありがとね!』
障子を開けると、銀さんはいなかった。
…何処にいったんだろう。
「いえいえ!こちらこそ楽しかったです!」
「そうアル!
…そういえば!明日は晴れるアルカ?新八」
「…晴れるみたい。今日はこれから大雨なんだけどね」
「じゃあ明日河原ネ!時間はいつも通りで!」
『分かった。
新八くんも、美味しいお茶ありがとね。』
「ありがとうございます!」
『じゃあ、また明日ね、神楽ちゃん」
そう言って万事屋の扉を出た。
「よお」
そこには、壁に寄りかかった銀さんがいた。
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みきたつ(プロフ) - 大手裏剣。さん» ありがとうございます! (2018年10月6日 8時) (レス) id: ed1bfed38d (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣。(プロフ) - みきたつさん» 全然大丈夫ですよ〜暇人なので、私でよければ読ませていただきます。あ、全て読みました!これからも頑張って下さい。 (2018年10月6日 0時) (レス) id: aa54650363 (このIDを非表示/違反報告)
みきたつ(プロフ) - 大手裏剣。さん» 光栄なお言葉…本当にありがとうございます!また、参加してもいいですか!? (2018年10月5日 23時) (レス) id: ed1bfed38d (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣。(プロフ) - 参加ありがとうございました。土方さんはいいですね…!描写もとても分かりやすいです!お節介かとは思いますが、sideとかは作者様の素晴らしい文章があるので表記しなくてもわかると思います…!まだ、全て読み終えてはいませんがボチボチ見ていきたい作品です!! (2018年10月5日 23時) (レス) id: aa54650363 (このIDを非表示/違反報告)
みきたつ(プロフ) - iceblast5さん» そう言ってもらえて嬉しいです!ありがとうございます! (2018年9月26日 4時) (レス) id: 20e9d3e08b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みきたつ | 作成日時:2018年9月17日 22時