【銀魂】貴方色に染めて【土方十四郎】

四枚 ページ5

ASide〜


『お、おかげさまで。』

「そうか、よかった。
…んじゃ、取調べだ。」


…取調べ？


『へ？…取調べってあの？』

「…何を想像してるかは知らんが、質問するだけだ。
あと、俺は副長の土方 十四郎だ。ほら、屯所行くぞ。」

『…。』


パトカーとか初めて乗る。怖いものだ。


何か犯人じゃないのに犯人のようで嫌だが、渋々乗った。

・





・

「取調べ室」と書かれた扉が見える。


私は怖さと緊張から、少し震えていた。


「あれれ〜、土方サンが女を怖がらせてまさァ。いけないんだー」


声の方向を振り向くと、栗色の毛に赤い目をした少し童顔の美少年。


「怖がらせてねェよ！
…怖いのか？」

『少し…』

「ほら〜やっぱり〜」


茶化すように言ってくるその美少年。


『べ、別に土方さんに怖がってる訳じゃありませんよ！？』

「…わかってる。」


不機嫌そうに眉を歪める土方さんはなんだか面白くて。


『ふふっ…』

「何笑ってんだ！…入るぞ」


更にこの人を描いてみたいと思った。


ーーーーーーーーーーーーーーー
まだちょっと回想続きます

五枚→←三枚

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す