二十四枚 ページ25
ASide〜
いつも通り、五分前に団子屋に着く。
暖簾をくぐり、席につこうとすると、隣の席にはいつぞやの銀髪の天然パーマの坂田さん。
「あ！Aアル！」
神楽ちゃんはいち早く私に気づいた様だ。
『こんにちは、万事屋のみなさん。
…今日もお金が入ったんですか？』
「そうなんですよ。お金持ちの方が猫探しの依頼だけでたくさんくれて。」
『甘いものだけではなくちゃんとした食事もとらなくちゃダメですよ？』
苦笑しながら言う。
「わあってるよ。
さ、俺たちはもう行くぞ。」
『もうお帰りに？』
「まあな。たらふく食ったし、お前は大串クンだろ？」
大串…？ああ、土方さんの事か…
『まあ、はい。
気を使わせてしまったのならごめんなさい、坂田さん』
「いいっての。
それよりさAちゃん、俺は銀さんって呼んで。」
「そうアル。こんな奴にさん付けなんて勿体ないアルヨ、A。」
「神楽ちゃん…」
新八くんは苦笑している。
『…はい！銀さん！』
「…ちょっと〜そんなに睨むなよ大串クン。」
＿＿＿え？
見ると、銀さんの後ろには土方さんがいた。
・
・
土方Side〜
楽しみだったのもあってか、いつもより少し早く団子屋に着いた。
中に入り、いつもの席に目を向けると、いたのは(名字)と万事屋。
近づいてみると、だんだん聞こえてくる会話。
万事屋が(名字)の名前を読んでいるのが何故か気に食わなかった。
モヤモヤする様な感情。
「ちょっと〜そんなに睨むなよ大串クン。」
「…別に睨んでねェけど？
ってか俺は土方だっつの！」
万事屋は俺がいた事に気づいていた様で、俺に声をかけてきた。
俺は別に睨んでいた気は無いのだが。
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みきたつ(プロフ) - 大手裏剣。さん» ありがとうございます！ (2018年10月6日 8時) (
レス) id: ed1bfed38d (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣。(プロフ) - みきたつさん» 全然大丈夫ですよ〜暇人なので、私でよければ読ませていただきます。あ、全て読みました！これからも頑張って下さい。 (2018年10月6日 0時) (レス) id: aa54650363 (このIDを非表示/違反報告)
みきたつ(プロフ) - 大手裏剣。さん» 光栄なお言葉…本当にありがとうございます！また、参加してもいいですか！？ (2018年10月5日 23時) (レス) id: ed1bfed38d (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣。(プロフ) - 参加ありがとうございました。土方さんはいいですね…！描写もとても分かりやすいです！お節介かとは思いますが、sideとかは作者様の素晴らしい文章があるので表記しなくてもわかると思います…！まだ、全て読み終えてはいませんがボチボチ見ていきたい作品です！！ (2018年10月5日 23時) (レス) id: aa54650363 (このIDを非表示/違反報告)
みきたつ(プロフ) - iceblast5さん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2018年9月26日 4時) (レス) id: 20e9d3e08b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みきたつ | 作成日時：2018年9月17日 22時
