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夕華学園高等部







今日から私はこの学校の生徒になる







お嬢様学校と称されド貧乏の私には縁の無い学校だと思った






幼い頃に父を亡くし母が再婚




仲が良いわけでなくむしろ悪かった





再婚相手のせいでお母さんが180°変わってしまったから




どこの尻軽女だよという感じ





中学時代にお母さんと大喧嘩






家出までして1週間も帰らなかった









帰る場所もない私は夜の渋谷を行き先を考えずに歩いていた






_________







「ねぇ彼女、こんな時間にどうしたのー?」






ほら、やっぱり








そういった事を待っているかのような目をした男が寄ってきた







美香「別に」






「ねぇ俺と遊ばない?」




美香「いいです」





「君みたいな可愛い子には弾ませてあげるよ(小声」









もう貯金も切れてきたしどうにでもなれと思った私はこの男について行こうとした








その時









『何してんだよ』





「あぁ”?」







『いたいけな子に手出してんじゃねーよ」







『それにその子まだ中学生だけど?」





「中学生!?」






『捕まる前に早くうせたら?』








「ちっ・・期待させてんじゃねーよこのガキ!!」








ドンッ・・






美香「いたっ・・」






男が逃げていくと助けてくれた2人がこっちに向かってきた







『大丈夫?』




『ガキのくせに・・(ぼそっ」






美香「ガキじゃないし・・それに2人だってまだガキんちょのくせに・・」






『命の恩人にその態度は何だよ』








この2人は幼馴染みの剛と健




私の1個上である








健「何してんのこんなとこで」






美香「・・・・家出中」





健「家出!?」




剛「お前の家中悪いもんな。とうとう家出かよ」





美香「もうあの家になんか帰らないもん・・」





健「余程のことがあったんだろうね・・w」






美香「なんであんな男と結婚するのよ。ていうかなんで2人はここにいたの?」





剛「レッスンの帰り」




美香「あれ、レッスン場変わったの?」





健「そうそう」





美香「ふーん・・」





健「あ!!良いこと思いついた!」




美香「?」





健「まだ美香って高校どこ行くか決めてないんだよね?」




美香「え、うん。てか行かないつもりだったし」






健「だったら俺らの学校に来ちゃえば良いじゃん!!」

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設定タグ:V6 , 坂本昌行 , 学園   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:理亜 | 作成日時:2018年2月21日 23時

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