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胡桃side
望希ちゃんねえ萌咲ちゃん。なんかあったら翔太くんと一緒に樹のこと、頼んだ
ふとこんなメールが入ってた。きっとなんかあったに違いない。
もえ大丈夫だよ、望希ちゃんのことも守るから。
望希ちゃんは強い子。だからこそ色んなこと溜め込んでなきゃいいけど。一応樹さんにも報告。
もえ樹さん。望希ちゃんのことちゃんと守ってください。望希ちゃん何かあったかも。
こう言っておけば樹さんもきっと望希ちゃんをよりいっそう見てくれるはず。何かあってからじゃ遅いんだもん。
もえ翔太くん今日はありがとう。
翔太こちらこそありがとう。今度は二人きりでね。
二人きりで翔太くんとお出かけとか緊張しかしない。でもそれでもきっと幸せなんだろうな。翔太くんとお揃いのピアスを眺めてはやくピアス開けたいな、なんて。
胡桃「明日はすのちゅーぶの撮影か」
仕事でも翔太くんに逢うからいつもよりぎこちなくなって周りになんか思われちゃいそう。でもまあバレてもいいよね。あーでも翔太くんはバレたくないかな。なんてぐるぐるループしながら考え込む。
胡桃「もしもし、舘さん？」
宮舘「ああ、姫。どうしたのこんな夜に電話かけるなんて」
胡桃「一応舘さんには報告しておきたくて」
宮舘「翔太のことでしょ」
胡桃「え、なんで分かったの」
宮舘「もう翔太から話聞いてる。翔太、めっちゃデレデレしながら報告してきたし」
胡桃「うっそ。恥ずかしい」
宮舘「まあよかったよ。お幸せにね」
胡桃「その事なんだけど公表するか迷ってて」
宮舘「それは俺たちSnow Manで話し合わないと」
胡桃「うん、そうだよね。ありがとう」
宮舘「いいえ、もう寝な？明日早いし」
胡桃「ありがとう、おやすみなさい」
頼りになるのは舘さんなんだよなあ。なんか安心するし。こんな夜に電話しても怒らないとか優しすぎ。とりあえず明日のすのちゅーぶ撮影に向けてアロマ炊いて寝た。
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