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篠宮side
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思わず頭を抱えた。
深澤くんになんてこと話してんだお前え。
取り敢えず彼のピンク髪をぐしゃぐしゃにしてやる。
好きなのかな、好きなのかも。
いや、わかんない。
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取り敢えず熱のある彼を起こさない様にメンバーに連絡。
北斗でいいか。この人連れて帰ってくれそう。
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樹「 まじ昨日ごめんな？？普通に寝てたわ 、、 」
望希「 いや、まあ、 … うん、いいよ、大丈夫 」
思わず彼に話しかけられればきょどってしまう。
それに気付いた意外と勘のいいジェシー。
ジェ「 望希なんかあった？樹と 」
望希「 …… や、その、 」
告白、みたいなのされてさ、昨日。
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とジェシーに昨日の出来事を話せばはー！？と大きな声。
此奴声でけ、バレそう。
ジェ「 ええやば、てか俺それ初耳 」
望希「 メンバーに隠してたってことかよ …… 」
ジェ「 で、望希はどうすんの？ 」
望希「 どうする、って？ 」
ジェ「 その、樹のこと好きなの？ 」
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わからない。
もうあの事件があってから私は恋愛なんて興味なかったんだけどなあ。
あのバクバクと高鳴る鼓動とふわふわとした感覚。
あれは、初体験、、だった。
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萌咲ちゃんの返信を試みる。
しのみやほんまあかん、私じゅりのこと好きかもしれへん、
いっけね。関西弁で送っちゃった。
…… まあいいか、廉みたく心許してるってことで。
もうこれから関西弁で送ろうかな。
..
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