第6話 ページ10
――――神谷side――――
Aちゃんが荷解きしに行っている間に、2人にAちゃんについて話をした。
Aちゃんの両親が亡くなったということは、前に話した。だけど、
ご飯を食べれてないこと。
学校に行けてないこと。
何かを隠そうとしていること。
他にも色々、花さん(祖母の名前)に聞いたことを全部話した。
梶「Aちゃん、、、きっと辛いんでしょうね。」
宮「まだ14歳だもんね、、、」
神「Aちゃんは、無理して明るく振舞ってる。辛いのを我慢して。まだ14歳なのに、たくさん
のモノを1人で背負おうとしてる。でも、ソレを少しでも軽くしてあげたいんだ。」
少しの間沈黙が続く。それを破ったのは梶くんだった。
梶「あの、ずっと疑問に思ってることがあるんですけど、、、なんで長袖のパーカーなんて着てるん
ですかね?」
神「たしかに。言われてみれば、今日は暑いのに。っていうか、前に会った時も長袖だった。」
宮「?なんでですかね?」
梶「腕を隠したいとか、、、?」
神「え、、、なんで?」
宮「あの、、、もしかしたら、リスト○ットとか、、、」
空気が凍る。
梶「ま、まさか。。。違いますよね、、、?」
神「分からない。後で本人に聞いてみるしか、、、」
宮「・・・こんなことをグダグダ言ってても仕方ない!コーヒーでも飲みましょー」
その一言で、話は終わった。
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かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月24日 20時) (レス) id: faa601e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月ーユエー | 作成日時:2019年9月24日 20時