きたく部！！ (ページ10)

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8話ページ10

潤「じゃあどうする？しりとりも

終わっちゃったし」

理「あの、潤先輩一つ気になることが

あるんですけど質問いいですか？」

潤「うん？なにかな」

なんだかワクワクしてる潤を背後から忍びよる

鷹平にニコニコ笑っているのになんだか怖い

柚が止めにはいると渋々近づくのを止めると

見せかけ素早く抱き締める←←

まるでお人形を貰って喜ぶ幼女のように潤を

抱き締めているもんだから心底うんざりしている

由乃と静羅

理「え(笑)えっと潤先輩や柚先輩がこの部を

作ったんですよね？何がきっかけでこの部が

できたのか気になって」

潤「んーじゃあちょっと昔話を始めようかな」

潤「あー、暇柚～皆部活行っちゃって暇だよー」

柚「じゃあ帰ったらいいんじゃない？」

潤「え！そんなのつまんない」

柚「私日直の仕事終わったら帰れるけど

どうするの？」

潤「帰る～！だから待ってます！」

その日は何もなく次の日の朝

潤は朝目が覚め珍しく学校にいる

潤「暇だな～､ ………ん？｣

女１｢はぁ～、疲れた～｣

女２｢だよね～、……あっ、あった♪｣

彼女が取りに来たのは一冊の文庫本

女１｢も～、今度は、忘れないでよ～｣

女２｢うん！、……ってヤバ、早く戻んないと！｣

女１｢えっ！もう、早く行くよ！！｣

女２｢あっ、何かしら理由があれば先生許してくれくれるかも！｣

女１｢あぁ～、それもそうだよね～｣

女２｢今、関係ないけど、《きたく部》っていいよね～｣

女１｢確かに～(笑) だって、好き勝手やってもいいんだよね～いいな～《きたく部》って｣

２人｢あっはははっはは！！｣

潤「これだ！」

勢いよく立ち上がり言ってみる

タイミング良くして現れる柚

柚「え？潤が私よりも先に学校に居る！？

え！なんでどうして！？」←←

潤「柚！いいタイミングだね！

それよりなにそんなに私が朝早く

学校に居るのが変なの？驚き過ぎ！

ねぇ聞いて柚私《きたく》部作ろうと思うの

柚もどう一緒にやらない？」

柚の周りをぐるぐるとする潤

柚「別にいいけど潤一旦落ち着いて」

潤「うん、部活動をするには最初どうすれば

いいんだっけ？」

柚「まず、先生に話すところから

始めるべきよね」

職員室

優「へぇー、きたく部って具体的に

どういうことをする部活なの？」

潤「えっと」

考える潤を見て柚は何も考えてなかったんだと

知る