奴_隷 140 ページ10
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…どうしよう。今更だけどどうしよう。
…言いすぎたかなぁ…
…いや、あっちだって悪いし。
A「…はぁ…」
桂「ん?どうした?元気がないな」
A「…いやね、急いで帰ってみれば
なんでいきなり宇野?…面白いけど」
あにぃに呼び出されて帰ってみると
何故か宇野大会が始まっていた。
…攘夷活動って聞いたのですが
桂「フフフ…良くぞ聞いてくれた妹よ
これは相手に気持ちを悟られない訓練だ!
だから攘夷活動の一環だぞ!」
A「な、なるほど…」
何となく納得していると
エリザベスが『Draw4』と言う看板を掲げながら
Draw4のカードを差し出した。
桂「残念だったなー!
俺もDraw4を持っていたのだ!」
いやもう、特訓ってか普通に楽しんでんじゃん…
A「あ、私もDraw4」
私が手元のDraw4を出すと
エリザベスがまたもや
『Draw4』と看板を掲げカードを出した
桂「なん…だと…!?
きっ汚いぞお前達っ!お、俺をハメたな!」
A「いや、あにぃ
特訓の趣旨ガン無視じゃん
気持ち悟られない所かダダ漏れじゃん」
エリザベスも『凄く悔しそうです』
と看板を掲げていた。
桂「ム…いーもん!ここから逆転するし!
ま、負けたら罰ゲームだからな!」
A「大人気ない…」
.
その後、宇野では大人気ないあにぃの
Draw2攻めでカード増えまくって私が負けた。
桂「ハッハッハー!どうだ悔しかろう!」
A「あーうん、そーね…
…で、罰ゲームは?」
桂「む、そう言えばそうだな。
…エリザベス何かあるか?」
エリザベスは『んまい棒買ってくるとか?』
と看板を出していた。
桂「なるほど!じゃあ
んまい棒を買ってきてくれ!」
A「あー、はいはい」
私は適当に返事をすると
手元に残った大量のカードを
床に置くと、部屋を出た。
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作者名:由麻 x他1人 | 作成日時:2016年4月10日 14時