年上の意地(キム・チェウォン&キム・ミンジュ) ページ10
Sideミンジュ
高校生になって初めて夜遊び。
夜遊びって言っても1人で繁華街をふらついてるだけ。
そろそろ補導されるかも。帰ろうかな?
?「いた!!」
遠くから走ってくるのはチェウォンオンニ。
私の幼馴染で2つ年上。
いつも私の面倒を見てくれるお姉ちゃん、、、っていうのは私からしてみればただの建前で、私はず
っとチェウォンオンニのことが好き。
チェウォン「何してんのー!」
ミンジュ「ん〜散歩」
チェウォン「制服のまま?こんな時間まで?」
ミンジュ「いいじゃないですか」
チェウォン「ママ心配してるって!」
ミンジュ「あっそう」
チェウォン「それに」
ミンジュ「それに?」
チェウォン「私が一番心配したんだよ?」
ほらまたそうやって期待させてくる。
ミンジュ「はいはい」
チェウォン「なに、反抗期?」
ミンジュ「そんなんじゃない。」
チェウォン「はぁ、、帰るよ」
ため息を付きながら私の手をとって歩きだすチェウォンオンニ。
私は数歩歩いたところで足を止めた。
チェウォン「ん〜?」
ミンジュ「まだ帰りたくない」
チェウォン「制服でしょ、補導されるよ」
ミンジュ「んぅ、、、」
チェウォン「もぉ、わかったよ。どこに行く?」
結局私に甘いチェウォンオンニ。
腕を組んで歩いているとラブホが見えた。
私は昔からチェウォンオンニのことを困らせるのが得意。
ミンジュ「ねぇ、あそこに行きたい」
チェウォン「えっ!なにか分かってんの、ミンジュ。」
ミンジュ「わかってるよ」
チェウォン「年上をからかわないでよ」
ミンジュ「からかってないもん」
チェウォン「ミンジュはまだこっち」チェウォンオンニに腕を引かれて入ったのはカラオケ。
いつもなら私が先に曲を入れてマイクを持つけど今日は何もしなかった。
チェウォン「珍しい。歌わないの?」
ミンジュ「うん、歌わない」
チェウォン「じゃあ私入れよっかな〜」
ミンジュ「オンニも歌わない」
チェウォン「えー?何するの?」
ミンジュ「ん〜?大人なことしましょ?チェウォン先生!」
チェウォン「またそうやってからかう」
ミンジュ「からかってない」
チェウォン「本気なの?」
ミンジュ「うん」
私が真剣な顔をして言うと、チェウォンオンニのいつもの優しい目が獲物を狙うような鋭い目になる。
立ち上がって部屋の電気を消して近づいてきた。
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ユノア(プロフ) - わかりましたー書いてみます。プリ小説で書いているのでそっちを見ていただけると嬉しいです。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 9c7a20dfdd (このIDを非表示/違反報告)
あい - ビヤクとオモチャを使ったユジン攻めヘウォン受けがみたいです! (2021年7月25日 13時) (レス) id: bf3ee67c41 (このIDを非表示/違反報告)
ラウンド(プロフ) - チョユリズでユリを奪い合うみたいなのが見たいです! (2021年7月13日 17時) (レス) id: e4bce923f7 (このIDを非表示/違反報告)
テントン - チェウォンとミンジュで、ミンジュがチェウォンの色気に我慢できなくて襲っちゃうというミンジュ攻めの裏が見たいです! (2021年7月10日 8時) (レス) id: 9615198c6e (このIDを非表示/違反報告)
ああ(プロフ) - イェナとチェウォンで、イェナが人気すぎて色んな人から告白されてるところをチェウォンが嫉妬してしまう話がみたいです! (2021年7月9日 0時) (レス) id: 087f4dc706 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユノア | 作成日時:2021年5月30日 10時