IZ*ONE 百合小説

風邪（チェ・イェナ＆チョ・ユリ）リクエスト ページ40

Sideイェナ


ユリが朝から熱を出して、辛そうにしてる。


さっき頭痛を止めるために痛み止めを飲んだから、今はスヤスヤ寝てる。


ウンビ「お粥作ったからユリに食べれるか聞いてみて？」


ウンビオンニがユリのために疲れた体でお粥を作ってくれた。


イェナ「わかりました」


ウンビオンニに言われた通りにユリを起こしに行く。


コンッコンッ


一応ノックして部屋に入る。


イェナ「ユリー?」


スヤスヤ寝ているユリの頭を撫でる。


まだ起きそうにないなー。


無理に起こすのも気が乗らないから部屋を出ようとした。


ユリ「イェ、ナ、、オンニ」


イェナ「んっ？」


名前を呼ばれて振り返る。


イェナ「ユリ？」


寝てる？寝言かな？


ユリ「オンニ、、、、」


少し息苦しそうに私を呼ぶユリ。


イェナ「苦しい？」


ユリ「また頭撫でて下さい」


頭なでてたことがバレてたのが恥ずかしい。


ユリのきれいな髪を撫でる。


イェナ「お粥できたけど、食べれる？」


ユリ「んー？」


まだ寝ぼけてるみたいだね。


ユリ「オンニ、寒いです」


イェナ「毛布持ってくるね」


立ち上がろうとしたらユリに腕を掴まれる。


イェナ「どうしたの？」


ユリ「離れないでください」


イェナ「一瞬で戻ってくるから」


ユリ「オンニが温めてくれればいいじゃないですか」


寝ぼけてるくせに人を誘うのは一丁前だ。


風邪のときぐらい甘やかすのも悪くないと思い布団に入って思いっきり抱きしめる。


いつの間にか寝てたみたいだ。


携帯を見るともう一時間以上立っていて。


やらかしたなーと思いながらユリを起こさないようにベッドから出る。


リビングに直行してキッチンに居るウンビオンニに頭を下げる。


ウンビ「遅い」


イェナ「すいませんでした」


咲良「めっちゃきれいなお辞儀だね笑笑。多分世界大会出れる笑笑」


私が謝ってる横でトッポギを食べながらバカにしてくるクラオンニ。


ウンビ「今日だけ許してあげるわ」


爆笑してるクラオンニにツッコミを入れる。


あぁー平和だな笑笑。

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