79話｢枕を濡らす｣ ページ32
｢え、えへへ……Aったらぁ……もぉ…えへへぇ｣
私の手に美人がすり寄っている。
こんな幸せがあっていいものだろうか。
我慢していた
｢えへへぇ…そ、そんなにぃ……
…すり寄ら｢ふぅー…さっぱりした！｣……れ？｣
｢｢え？｣｣
扉が開き、リムルが入ってくる。
｢え？え、エレン？何してるんだ？｣
｢ちちち違うんですよぉ！！？リムルさん！？！｣
リムルが困惑していた。咄嗟に誤解を解こうとするけど、どうやら耳に入ってない。
｢エレン……おまえそういう……？え……？｣
｢違うんですってぇ！！信じてよぉ！？｣
｢いや、うん。いいんだ。エレン。俺はそういうのに差別意識はない。Aは美人だし……そういう気持ちを抱くのもわかるさ……うん｣
目を背けながら同情される。
｢信じてよぉぉ……リムルさぁん……｣
リムルにしがみついて懇願する。
｢ひっ……わ、わかった。わかったから。｣
そう言いながらしがみつく私の頭を押し退ける。
____その夜は、リムルを説得するのに何時間もかかった。
1度限りの奇妙な夜も明け、
早朝。
『…………ん？』
珍しく自分で早起きすると、隣のベッドで顔を枕に押し付けてうつ伏せで寝るエレンがいた。
(変な寝方……)
大して興味を持たずに、顔を洗いに行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 335人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
怠慢のにぼし(プロフ) - ぐへへ……わかりますぅ (2020年1月19日 11時) (
レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)
黒い翼の堕天使(プロフ) - いいいですよね…あの声 (2020年1月19日 8時) (レス) id: 87644745f4 (このIDを非表示/違反報告)
怠慢のにぼし(プロフ) - 同士様……そうなんですね……！私あの特徴的な声を聞いてるうちに……虜に…… (2020年1月19日 1時) (レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)
黒い翼の堕天使(プロフ) - 同士よ…グラブルのソーンというキャラの声優なんですが…それで好きになりました (2020年1月19日 1時) (レス) id: 87644745f4 (このIDを非表示/違反報告)
怠慢のにぼし(プロフ) - あぁ……わかります……特に皆口裕子さん大好きです…… (2020年1月19日 1時) (レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：怠慢のにぼし | 作成日時：2020年1月12日 21時
