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2話「よし、帰ろう」 ページ4

暫く散策していると、見覚えのある扉を見つけ、外へ出る。

◇◇◇

聳え立つ木の葉の隙間から差し込む日光。土の匂い。遠くから聞こえる鳥のさえずり。木々の間を抜けてきた柔らかく、暖かな風がをこの小さな魔物を包み込んだ。

あぁ、暖かいな。

__この感覚はいつぶりだろうか。
元いた世界でも、こんな風に全てが美しく感じたのは遥かに昔だったはずだ。



さて、人間を探しに行こうか。



…………まてよ?さっきの扉、なんか転スラにもあったよね?……うん、絶対あったと思う。

てことは、本当に転スラの世界に?
事実を確認すべく、記憶をフル活用して首都リムルを探しに出た。


時系列的はどのくらいだろうか。


道中そんなことを考えていると、都市を見渡せるであろう高台の丘に着いた。


……うん。これは都市……まではいかないね。
まだそんなに物語は進んでないのかな。




時系列的にはオークディザスターとの戦いの後ちょっと先を行ったあたりらしく、ちらほらとオークが道路整備などをしているのが見えた。

ふむふむ。なるほどなるほど……

……よし。帰ろう。


こういうのは無闇に関わりを持たない方がいいのだろう。下手に手を出して物語が変わってしまっては大問題だ。



一目でもキャラの誰かを拝見したかったが、長居して見回りに見つかりでもしたら意味が無い。
私はそさくさとその場から離れていった。

3話「未知との遭遇」→←1話「え?」



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怠慢のにぼし(プロフ) - 100人突破しました!!皆様お気に入り登録ありがとうございます!! (2020年3月13日 12時) (レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)
怠慢のにぼし(プロフ) - いえいえ!!!!進行上少しだけになるかもしれませんが気長にお待ちください!!! (2020年1月12日 18時) (レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)
黒い翼の堕天使(プロフ) - マジですか!?ありがとうございます!! (2020年1月12日 18時) (レス) id: 87644745f4 (このIDを非表示/違反報告)
怠慢のにぼし(プロフ) - 本当にごめんなさい!!!!!!機会があれば百合をぶち込みます!!!!! (2020年1月12日 18時) (レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)
黒い翼の堕天使(プロフ) - 好きです!!! (2020年1月12日 18時) (レス) id: 87644745f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:怠慢のにぼし | 作成日時:2020年1月4日 22時

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