ひっそりと暮らす筈だったのだが。【転生したらスライムだった件】 (ページ3)

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1話｢え？｣ページ3

私は…死んじゃったのかな…もっと生きたかったな

《確認しました。"不老不死"……失敗しました。代行措置として"超再生"を獲得しました。》

まだなんか聞こえる……幻聴なんだよ…ね？

《否。エクストラスキル"大賢者"は獲得したスキルです。》

スキル？え？てかここ、どこ？？

《答。スキルとは『いやそれは別に聞いてな__』所有者のみ使用可能な力の1つで魔素または_____
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いやまあなんか色々言われたが要約すると、いわば私は転生をしてしまったらしい。異世界に。どこのラノベだ。転〇ラかよ。リゼ〇かよ。

だんだん落ち着いてきた私は、周囲を見渡した。

何も見えない！？

周囲は真っ暗。音は聞こえる。水面に雫が落ちる音が反響している。洞窟かな？

えええ…困ったなどうしよ……なんだっけあれ、あの……魔力感知だ！そう！転ス〇でそんなことやってた！！大賢者！！！魔力感知！！

《確認しました。"魔力感知"……獲得。成功しました。》

これでよし、さあ初めて見る異世界はどんな風景……が……？

困惑した。世界が逆さなのである。

！？なんで！？

《答。スキル"吸血ex"から最適な体を考慮し、
種族名をコウモリ"に選択しました。》

なるほど！！！そりゃ人間に転生するって決まりはないよね！？
リ〇ルだってスライムだもんね！！！？
でもできれば人間がいいかな！？

《答。生成後の再生成は種族名、"人間"の情報不足により獲得できません。》

えぇ…

そういや話せるのかな…？リム〇もコウモリみたいなの捕食して声帯獲てたよね……
やってみる価値はありそう。

よし、

『〜〜〜っ』

うん。コウモリ。紛れもなくコウモリ。
私も確かにコウモリがこの鳴き声以外で話すの聞いたことないわ。

《告。"大賢者"と"吸血ex"を併用することで種族名"人間"を吸血した際、情報を獲得できます。それにより、安定した声帯を獲得できます。》

ほう。それはいい事を聞いた。

あれは魔鉱石かな……あれはヒポクテ草かな……
と、出口を探しつつ、〇スラに出てきたような物が満載の洞窟を探検していた。