第182χ ページ3
クソっ……未来に何が起こるんだ
……考えろ……
しばらく考えていると、Aさんに声をかけられた
「あの屋根の雪、怪しくない?なんか危ない気がする……」
そうか!さてはアレが原因か?
アレが1度に降ってくれば大事故も考えられる
ならばアレを排除する!
「うわすごっ!!」
屋根の雪を一気に排除し、手元に集めた
「うわっ雪玉なんか茶色くなってきたぞ」
「形も丸くないな」
「まぁテキトーでいいか……おぉ?」
屋根の雪で雪玉を作ると、その音に気づいた燃堂達が振り返った
「おぉー!!すげーじゃん斉木!!Aさん!!2人で作ったのか?!」
「こっちの方がデケーからこれ下にしよーぜ!!」
「こんな綺麗なのよく作ったな!」
「……とりあえずよかったね、斉木くん」
よし……これで脅威は去ったか?
いや……だがまだ油断ならんな
もう少し様子を見るか
「よっしゃこれ上に置くぞ!」
「ああ!」
2人で作った雪玉を上に乗せようと燃堂が持ち上げると、雪玉が重すぎて海藤の体が後ろに沿った
「さ、斉木くん……このままじゃ海藤くんの体が真っ二つに折れちゃう……」
グ□い言い方をするな
「進むぞー」
「あぶっ……ちょっ待っうわあああ!!」
見といて正解だったな
雪玉の重さを変えると、海藤はジャーマンスープレックスの様に上に乗せた
「おぉ?!すげーじゃねぇかキレーに乗ったぜ!」
「な、何だぁ?!突然発泡スチロールみてーに軽くなりやがった……」
「よ、良かった……」
「ワハハ……!見たかこれが俺のムーンサルトバックドロップ!!」
「上に乗っけんの意外とムズいんだよなぁ〜」
フー危ない危ない
危険は取り除いておかないとな
「斉木くん子供を見張ってる親みたいだね…」
《参ったよ》
ん?
あれは……氷柱……!
「あと木の枝拾って手つけよーぜ」
「う〜む……細いのしかねーな〜……」
しゃがむ2人の上に狂気のようなでかい氷柱
風も強いし今にも折れそうだな
……もしやアレか?
もしあれが降ってきたら大変だ
念の為取り除いておくか
「もっと長くて真っ直ぐなモノがあれば……む?」
「おお!斉木いいもん持ってんじゃねーか!」
「えっ?わっ!斉木くんいつの間に……!」
「それ使おうぜ!」
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トマト(プロフ) - まつりさん» 是非読みたいです!こちらこそこんな素晴らしい作品と出会いできて良かったと思います!ありがとうございます!これからも応援します! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 86cec7f9c8 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - トマトさん» 読んで頂いてありがとうございます……!!書いていて良かったと改めて思いました(T_T)!とっても嬉しいお言葉……!!糧になります!!この後すぐ第6弾に移行してしまいますが、良かったら読んで下さいませ。更新頑張ります!!本当にありがとうございます! (2021年3月30日 9時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - この作品が大好きです!毎日更新お疲れ様でした!更新を楽しみにしています!頑張ってください! (2021年3月30日 9時) (レス) id: 86cec7f9c8 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 黒豆粉さん» わあああ嬉しいお言葉!ありがとうございます!!まさに今更新を楽しみにしてくださってる方はいるのだろうかと考えていたので自信になりました!タイムリー!!笑 ありがとうございます!頑張りますo(^▽^)o! (2021年3月24日 22時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - 好きです!更新されるのを楽しみに待ってます!応援しています!頑張ってください! (2021年3月24日 22時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まつり | 作成日時:2021年3月20日 10時