【ハイキュー】女の子扱い【花巻貴大】

女子力 17 ページ17

「・・・・・・・・・は？」









及川「まさか気づいてなかったの！？」







「・・・なんで私が花のこと好きになるの」







及川「そんなの知らないよー」







「私だって知らない」








及川「・・・ふ、まぁいいんじゃない、Aらしくて。









でも、マッキー取られても知らないよー？？」









「・・・・・・・それは











・・・・・・やだ」








及川「いやー、可愛いねぇ、A」




ニヤニヤしながら私を見ないで。


ぜっっっったいこいつからかってる。





及川「妃ちゃんだっけ？あんまりいい噂聞かないから気をつけてね」






「へー、そうなんだぁー」







及川「もう、俺ほんとにAのこと心配してんのわかってる？」





と、ちょっと拗ねたように怒るくそ川。






「・・・はいはい、ありがとね」









“気をつけてね”







なんて。








そんなに問題児なのか、彼女は








その話を聞いても、





ほんとに軽い気持ちだった。









・

・

・









そして




今日の放課後。









妃ちゃんは




「マネージャーやりたいなー！！」








なんて話を、花に持ちかけた





花巻「えーっと・・・」




そう言いながら、目線を及川にうつす花。




及川 「マネージャーは足りてるから大丈夫だよ」









「Aさんもさ、一緒にやろうよ！！！






・・・ね、お願い…！！





Aさんと一緒だったら、いいんじゃないの？」






・・・なにを言い出すんだこいつは








・・・その、試すような目。






・・・胡散臭い笑顔。








あんたは何が目的なの？







「・・・・いいよ」












・・・売られたケンカは買う









やってやろーじゃん。










妃「ふふ、じゃあ決定ね！」









あんたの









その薄っぺらい笑顔が嫌い。

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