攻略難易度SS (ページ31)

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ガ「平気？ごめんね、驚かせたかな」

『…いえ、むしろありがとうございます』

私の首元と腕のそれを見て
ガッチマンさんは悲しそうな目をする

ガ「怖かったよね、ごめん、
もうちょっと早かったら…」

ガッチさんはそれを消したいのか
腕のそれを指で擦る

私はそっとその手をどけて
何時ものように笑う

『いいえ、こんなの平気ですから

でも、ガッチさんはどうして？』

ガ「いや、本当に偶然通っただけなんだ

良かった、気づけて」

それにしても
なんでそんなのを持っているのかと
ガッチさんのもつマスクを見る

ガ「これ？あぁ、キヨ達に見せてやろうと思ってさ」

『そう、ですか』

ガ「聞くのは野暮かも知れないんだけどさ

今の男はさ、Aちゃんの…」

……何なの？

ガ「あ、言いたくなかったらいいよ？」

『……いえ、ガッチさんに
全く関係が無くなった訳ではないので、
お話します

あの人、河上柊人は
中高生の頃に仲の良かった人です

私、ゲームとかが好きってこと
誰にも言ってなかったんですけど』

ガ「え？なんで？」

『…なんででしょう、その頃の自分にとっては
それがダサいことだったのかもしれません

でも
息抜きで行ったゲーセンで
柊人に出会ってしまって

ばらされるって思ったら
そんなことしないって
むしろ仲良くしてくれました

趣味も合いましたし

それに、私の親友は柊人が好きでした』

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またこのパターンか！