13 ~フジ~ ページ14
ドアが開く音が聞こえた
フ「お、こーすけかな?」
『…え?』
フ「こーすけと会うのも久し振りだよね?
おーい、こーすけー??」
こ「えー?ちょっと待ってー」
『…え、あの』
フ「あ、こーすけって覚えてる?」
『あの、覚えて、…ます』
こ「んー?なんか呼んだー?
ってあれ?!Aちゃん?!
久し振りだね!」
『あの、はい、お久し振りです』
なんか、Aちゃん
反応が変?
顔を見せずに下を向きがちになり
耳をいじっている
フ「あれ?二人ってそんなに仲良かったっけ?」
こ「うん、なんか共通の友達がいてさそれで」
フ「へー、そうなんだ!」
こ「Aちゃんこっち来てたんだ!
これからもずっといるの?」
『……はい、そうです』
キ「ねぇ!A、仕事は?
そろそろ時間じゃない?」
『…え?あ、うん』
フ「あ、今から喫茶店のお仕事?
ごめんね、引き留めちゃって」
『…いえ、そんな』
こ「そうなんだー
じゃあ今日は遊べなさそうだね、
また今度集まって遊ぼうよ!
暇なときに連絡頂戴ね!」
『…そうですね、
あの、今日はありがとうございました
とても楽しかったです
それでは』
そういってAちゃんは帰ってしまった
俺のこの違和感はやはり消えない
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作者名:渡下 | 作成日時:2018年9月4日 17時