最恐の呪術師だった彼女は烏野の教師です

さっぱり ページ42

月島Side


何があったかわからなかったけど15分くらい経つと五条さんと氷結先生がハイタッチしていた。

先生達の後には氷の欠片がポロポロと落ちていた。


『3級くらいか？』


五条「そうだね」

『やっぱりーー』


正直何が起きたかさっぱりだ。


野薔薇「真希さん一体…」

真希「……最強と最恐がコンビを組んだら
一瞬で終わる
それに、Aサンは多分術式を使ってない呪力で殴って祓ってた
上がAサンを諦めたくない理由も
まあまあわかる
あの人が本気になったら恐らく悟より強い」


山口「！！ツッキーうしっ！！」


ｸﾞｼｬｯ


『なーに可愛いアタシの生徒にてぇ出そうとしてんだよこの雑魚呪霊が…』

早い…！！

『月島怪我は？』

月島「ないですけど…先生人間？」

『人間だ…うわ…靴汚れた…キッショ』

いや…

人間の速さじゃないデショ…


『外に数匹逃げたな
狩ってくる』

五条「ならこれ持ってきなよ」

五条さんは先生に草刈り鎌のような物を渡した。

五条「刃はつばささんの刀」

『……脅しただろ』

五条「さあ？」

先生はため息を1つついたあと外に出ていった。

つばささんって誰？

狗巻「高菜」

五条「いーのいーのあれくらい言っとかないと絶対受け取らないからあの人
えーと…じゃあ、説明するね」


僕達は五条さんにさっきの呪霊の話、
呪術師の話
今回任されている仕事の話をざっくり話してくれた。


五条「要するに君達を呪霊から守る仕事だから」

真希「話してよかったのかあれ」

恵「怒られるのは五条先生ですからね」

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