最恐の呪術師だった彼女は烏野の教師です

マフラーと傷跡 ページ40

マネージャー達と昼ごはんを作り今は休憩で
外階段近くでタバコを吸ってる。
え？ダメじゃないかって？？
バレなきゃ犯罪じゃないってこと知らない？？←

『はぁ…生き返る……』

にしても…

マフラー暑いな…

そろそろマフラー取るか……

誰も…いない…よな？

私は自身のマフラーに手をかけた。

？「あれ？グラサン先生じゃね？？」

？「ちょ、木兎さん！！」

『え…』

？「え、その怪我どうしたの？！？！グラサン先生！！！」

やべ…

見られたぁ…


私には首元辺りに赤く焼けたような跡がある。

昔色々あってな…

それを隠す為にやってたんだけど…


『この怪我誰にも話さないでね
話したら…わかってるかな？』

？「ワ、ワカリマシタ」

？「わかりました」

『ならいいけど』

梟谷……

とりあえず包帯巻いちゃうか…

？「あ、巻くの手伝いましょうか…？
木兎さん先に行っててください」

え、

『あー…じゃあお言葉に甘えるわ…えーと…』

？「赤葦です」

赤葦はきれいに包帯を巻いてくれた。

『ありがとう』

赤葦「大丈夫ですよ
あ、あと…先生は伏黒と仲がいいんですね」

恵と？

『まあ…私の後輩の知り合いだからね…』

赤葦「先生は視える人間ですか？」

『……赤葦も視えんの？』

赤葦「まあ…視えるようになったのは最近なんですけどね」

ふーん…

赤葦「先生は操瀬のことどう思ってますか
ちなみに俺は裏があると思います
だって操瀬と同じようにマネージャーで入ってた子が操瀬の虐めで辞めたとか噂立ってるくらいですし…」

『ちなみにその辞めた子って』

赤葦「重野宮です」

リキか…

赤葦「重野宮の事…俺好きだったんですよね…
でも、連絡先も交換してなかったんで…」

『合宿中会わせてあげようか？』

赤葦「え、」

『まあ本人がなんというかわからないけど…』


赤葦は綺麗に私の首元を包帯で巻いてくれた。


『ありがと』

赤葦「いえこちらこそすみません
あ、あと…
サングラス取ったほうがいいですよ
瞳、めっちゃ綺麗ですから」

『…イケメンって怖いわ』

赤葦「ありがとうございます」

『褒めてないわ』

なるほどなぁ…

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