最恐の呪術師だった彼女は烏野の教師です

呪詛師？ ページ26

私は五条を引っ張り学長室に向かった。

学長「宮城でも増えているのか」

『まあ…ボチボチ増えてますけど
祓える分は祓ってます
あと…本題ですね
リキは？』


五条「硝子が見てるよ
目はまだ覚まさないみたいだけど」


『……今日、リキが途中まで通ってた
音駒高校のマネージャーらしき人に小型のGPS付の盗聴器をつけられました』


学長「……」

『一応そのGPS付の盗聴器はぶっ壊しました
恐らく呪詛師かなにかかと…』


学長「悟、リキが学校を辞めた理由を話してなかったのか」


五条「必要ないと思って話しませんでしたよ〜リキ本人も先輩にバレたくなかったみたいだったし」


学長「話してやれ」

んえ？

五条「リキはまあ…虐められてた子を庇ったんだよ…ちなみに虐めの主犯は操瀬柚葉
男子バレー部のマネージャー
美人だけど一部の女子からは嫌われていたようでね」


『……』


五条「多分呪詛師だよ
でも、
呪詛師の証拠とその虐めの証拠がないからね
なんともできないんだ」



『そうか…』


五条「あと、先輩が送ってくれた文面
術式少しだけどがかかってた」


『……恐らく夏休みうちの部活…
東京で合宿をやります
蹴りをつけるならそれが良いかと…』


学長「そうだな…」


五条「先輩、殺気出てる」


『無意識だな』

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