【鬼滅の刃】"隠し子"と呼ばれた最強の隊士

廿弐-22- ページ23

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風呂から上がり、気持ちをおちつけるため、縁側でお茶を啜っていると、一葉が帰ってきた。



「ただいま！どう？落ち着いた？」


『だいぶと。で？どうだった？』


「お館様からのお返事はこう、
"私の子供たちには無限列車っと呼ばれている汽車に鬼が出るから行ってもらってるよ。
もし、気になるのならAも行ってくれて大丈夫だからね。"」


『……ん、ありがとう。』



「どうする？」



『出かける準備をしよう。』



未だ、嫌に脳裏に焼き付いてる悪夢には、煉獄さんや炭治郎の後ろに脱線したと思われる汽車が横たわっていた。


つまり、あれが予知夢の可能性がある。


もし、間に合わなかったら意味が無い。


仕舞っておいたお守りを取りだし一葉に渡す。


『これを煉獄さんに、今すぐに渡してきて。私もすぐに後を追う。頼んだよ。』



「分かったわ！あら、でも、御守りふたつとも？」


『いや、片方は一葉の分。どちらも同じ効果だから、好きな方を渡してあげて。』


「まぁ！ありがとう！じゃあ、先に行ってるわね！渡し終えたらAを探すわ！」



『あぁ、行ってらっしゃい。』






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