【鬼滅の刃】"隠し子"と呼ばれた最強の隊士-弐-

伍拾弐-52- ページ4

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-第三者side-




Aが、誘拐され、はや4時間。


鬼殺隊の風柱こと、不死川実弥は
Aの鎹鴉……いや、うぐいすの
一葉と共に産屋敷邸へと急いでいた。



不死川の鎹鴉は一足先に、今の状況を書き綴た手紙を持って飛んで行った。





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一方その頃、産屋敷邸は慌ただしいことになっていた。



不死川の鎹鴉が運んできた手紙を読んだからだ。



そして、運がいいのか悪いのか、今日は何故か、風柱以外の柱が全員揃って、産屋敷邸に居たのだ。



そして、また、柱達も今のAの状況を知った。



ある者は「よもや！俺が助けに行く！」と言って引き下がらない。


また、ある者は「私が行きます。Aさんと仲がいいのは私ですから。」と言い出す。



そして、産屋敷耀哉は悩んでいた。



ここで、追加で誰かを行かせるべきなのかどうかを。



1部の柱は今すぐにでも行きたそうに見える。



前向きな彼らに行ってもらうべきなのだろう。



それに、彼としても、すぐにでも柱の誰かを増員人員として、送り出したいところ。



だが、Aが何を望んでいるのかが掴めない。



すっかり、頭を抱えてしまっていた産屋敷耀哉に、柱達も何も言えない。




そうしているうちに、慌ただしく誰かが屋敷内へと入ってきた。



それは、息も絶え絶えの不死川と一葉だった。






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