我々の文豪日和！！ (ページ2)

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我らの部活へようこそページ2

一つ、我輩は思った事がある。
憧れのこの学院に入ったは良いのだが、
???「ねえ、何ぼさっとしている
んだい？早く行こうよ、俺が案内して
あげるってば」

...何なんだこの男。
急に馴れ馴れし過ぎる。

???「あ‼そっか、名前言ってなかった
もんな‼なんて呼べば良いのか
判らなかったんだろう‼
俺の名前は太宮直哉だ‼
よろしくな‼後輩よ‼」

しかも訳も分からず自己紹介を
始めた。こういう場合って
逃げた方が良いんだよな...。

太宮「おい、さっきから喋ってない
じゃないか‼俺も名前を
言ったんだから君も言うべきで
あろう‼さあ、言うんだ‼」

...はあ？

A「...言いにくいんですが
先輩は自分の勝手な解釈で
自己紹介したから、我輩に名乗る
事を強制するのは間違っている
と思うであるが」
ヒェ...
太宮「すいませんでした
でも、どうしても来て欲しくて」

来て欲しい？どういう意味
なんだ？

太宮「えと、俺の部活で
人数足りなくて誰も入ってくれないし
部活入る前の新入生に
入ってもらいたいんだ...」

なるほど、つまりさっきの焦りは
新入生を探してたという事だろうか。
だが我輩も部活内容が分からない限り
行く訳には...。

太宮「文豪研究部って言うんだけど」
A「行きます」
太宮「え？良いのか⁉
...じゃなくてありがとう‼
部室案内するよ‼」

人助けと思って着いていく
事にしましたがどうしますかね...

...どんな部活かだけでも
見に行くであるか。