☆ 42 ページ43
黒「あの……」
緑「何なのだよ!」
黒子が不憫だ。なんで怒鳴る!?
灰「おーおー怖いねww」
聞きたくもない声が背後からした。
顔も見たくないので振り向くことをしないが、
ケーキ屋の窓ガラスにそいつの顔が写っていた。
貴『げっ…死ねばいいのに』
灰「ひでーな!」
あまり傷ついた様子ではないが…。
ヘラヘラ笑ってて余計に腹立ってきた。
まあ、ショック受けてても腹立ってくるけど(それは不憫だ)
黒「灰崎くんが話があるそうです」
みんな聞く耳を持ってないご様子で。
私も聞く気ない。
灰「姫にケーキ選んでんだろ?」
緑「なぜわかったのだよ!」
貴『丸分かりだわっ!』
灰「チーズケーキとティラミスにハマってるぞアイツ」
緑「それは本当か?」
灰「本人がそう言ってたしな」
貴『なんでお前が知ってんだよ!』
あっ、思わず突っ込んだ…。
灰「メル友だから、それじゃあな!」
メル友って…。
それって直接ではそんなに仲良くないのかな?
まぁ、どうでもいい。
せりちゃん泣かしたらあいつの人生そこまでだ。
結局ケーキ屋でチーズケーキとティラミスを買って帰った。
またしばらく歩くと前方にせりちゃんと
灰崎がいた。何やら話をしている様子。
灰崎がこちらを指差し、せりちゃんが私達を見つけるといきなり灰崎に飛びついた。
黄「何やってんスか!!!???」
貴『誰かぁぁぁぁぁ!私に!私に灰崎抹殺命令をぉぉぉ!』
緑「許さないのだよ!」
赤「ゴゴゴゴゴゴゴ…^^」
青「いや、せりが抱きついてるだけだろ」
桃「そうだね」
黒「青峰くんの言う通りですね」
それを言っちゃあ、おしまいだぜ。
灰「シンタローくんをむかえにきたんだとよ」
緑「な、なに////」
貴『照れんなや、キモイ』
そして戻って来い、戦闘要員1。
せり「ケーキのにおいなのです〜♪」
黄「せりっち、犬っスか!」
全ー黄・せり「犬はお前だろ!」
せり「ティラミス……」
緑「もちろん買ってるのだよ!」
せり「真くんっ!大好きなのです!!」
緑「ふん!知ってるのだよ///」
あーあ、二人の世界に入ったよ。
まあ、せりちゃんが幸せならいいか。
てか、今更だけど猫って散歩すんのな?
それはどうでもいいや。
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作者名:サイガ | 作成日時:2014年3月3日 16時