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敦がバスケ部に入部してしばらく経ったある日の事。
私は結局、後日に見学したけど入部はしていない。
元々入る気なんて全くなかったし。


紫「Aちん。紹介したい人がいるんだ〜」


昼休みに敦と教室でお昼を食べていると突然人を紹介したいと言われた。
敦から人を紹介されたことないから驚きはしたが、言い方がなんか嫌だ。


貴『その言い方なんか嫌だよ。裏ありそうだし。しかも語尾伸ばすから真剣さがない』


紫「えー?そう〜?」


貴『…紹介してくれるのはいいけどなんで?』


ただ素朴な疑問。
敦がわざわざ事前に会わせたいって言うくらいだからそれなりの人が来るんだろう。


紫「赤ちんが会いたいって言ってた」


いや…赤ちんってどなたですか?
その赤ちんさんは何故私に会いたいの?


貴『どこでいつ会うとか決めたの?』


紫「えーと、今日昼休みに…。今から」


今日かよ!しかも今から!?急過ぎる。
まあ、問題ないからいいけど。
とりあえず私はさっさとお昼を食べてしまい、しばらく教室で待機していた。


?「紫原!」


程なくして突然、敦の名前が呼ばれ声の方を見ると、新入生代表の赤髪の人が教室の出入り口に立っていた。
別のクラスの人だしあの人が呼んだのだろう。
でも、【赤ちん】ってイメージはない。
おそらく別の人だろうね。


紫「赤ちん〜!」


1人で自己完結しているところへ敦が【赤ちん】と声をかけた。
代表まさかの赤ちん!?イメージ違う!!
敦にかかればどんなクールな人でも「〜ちん」だし仕方ないか。



そんなことを思っていると【赤ちん】さんがこっちにやってきた。


赤「君が時雨?俺は赤司征十郎。よろしく」


貴『時雨 A。よろしく赤司さん』


いきなり訳もわからず自己紹介。
目的はなんだろ?


赤「紫原からいつも君の話を聞いてるよ」


貴『オイ、敦。赤司さんにどんな話してんだ』


紫「ん〜、いつものこと〜」


ダメだ。
何話してるか想像出来ない。
てか敦が入部してからそんなに日は経っていないのに何を話すっていうんだ。


貴『会いたいとは聞いてたけど用件は何?』


赤「時雨、バスケ部のマネージャーをしないか?」


いきなり用件!?
えっ、赤司さんバスケ部なの?
てっきり文化系か生徒会入ってると思ってた。
それか乗馬←なんかそんなイメージが彼からしてるもので…。
貴族っぽいイメージをしていた。
てか、いきなり呼び捨てかよ。
まあ、そんなに気にしないけどさ。

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作者名:サイガ | 作成日時:2014年3月3日 16時

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