検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:113,101 hit

47 ページ47

はっ…
なんだか長い眠りにでもついていた様な感覚。
というよりかは、長い夢を見ていた様な感覚。
記憶が無いのは……、確か高い所から落とされたのか落ちたのか。
そんなんだった気がする。

ところで…ここはどこだい?
見慣れた街並みや城内では無く、国内に居ればどこからでも見える我々の城も見当たらない。
うっすらと記憶の片隅で感じる何かがある。
これは…パーティの時の記憶か。
綺麗に飾り付けられた様子とは全然違うが、構造からあの時の、ぴくとさんと初めて顔を合わせたあの部屋だという事が分かる。

そして今目の前にはぴくとさんと、その仲間達?
さっきの黄色い人も含めて数人が並んでいる。
下手に身動き取れないようにか私の体は椅子に固定されており、少し苦しい。
まだ頭の整理ができていない私に対して、ぴくとさんが口を開いた。
pkt「いやーいらっしゃい。 またお会いできてほんと嬉しいよ。」
笑顔でそう言うぴくとさん。
こちとら嬉しくないわ。
高い所から降下して気絶して、目が覚めたら椅子に縛られてるとか嬉しさの欠片も無いわ。

というか、今は戦争中じゃ……
pkt「あ、戦争について知りたいって顔してるね。おめでとう。貴国の勝ちだよ。 あ、聞こえる?敵国が来たら降参するって言って。目的は済んだから。」
途中からインカムに向かってそう言うぴくとさん。
目的、とは。 つまり私の事なのだろうか。
最初っから私を攫う事が目的で戦争を始めたのか。馬鹿なのかな…。
でも、これは良い事を聞いた。 インカムで後で誰かに連絡でも…!
kyo「君のインカムならもう壊したで。 何かされても困るしな。」
まるで心を読んだかの様。
『まぁ、それが妥当ですよね…。』
今は大人しく捕まるしかない様だ。
早く皆が異変に気付いて駆けつけてくれる事を願うのみ…かな。

48→←46



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
236人がお気に入り
設定タグ:○○の主役は我々だ! , wrwrd! , 鬱先生   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

にゃんす(プロフ) - 十音さん» 言われて気付きました! ありがとうございます! (2018年11月10日 14時) (レス) id: 5e19280e9c (このIDを非表示/違反報告)
十音 - 20000hitおめです!! (2018年11月10日 6時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんす(プロフ) - すももさん» チッス!! ありがとうございます! マジっすかやったぁ! まだまだお話続くので、これからもよろしくお願いします! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 5e19280e9c (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - チッス!この話めっちゃ好きっす。大先生最推しにはたまんないっすね!大先生可愛い…更新楽しみにしてるっす! (2018年11月3日 8時) (レス) id: ecdb261c50 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんす(プロフ) - あい高feat.ちゅんさん» チッス! 嬉しいです!大先生は良き。ありがとうございます!コメントも嬉しいです! (2018年10月29日 20時) (レス) id: 5e19280e9c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にゃんす | 作成日時:2018年10月2日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。