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確認している最中にカズナリがショウとタツヤと一緒に入って来る。
「今日はギャラリー付き？」
「見えないと落ち着かないんだって。
だからって張り切り過ぎんなよ」
「マーくんに言って。
んで、エンペラーだってさ」
「げっ、面倒臭ぁ」
「……だね。
だから今日は沈めとく？
一番デカイの」
「そうだね。
１発ぶちこんどくか」
物騒な会話が繰り広げられている。
その間にマサキがショウたちを席に案内してベルトを掛ける。
「ジュン、正面の席着いて。
そこに小さい専用のモニターあるからロックオンしたらトリガー引いちゃって」
「えっ、俺？」
「うちの主砲任せるね。
マーくんはドライブするし俺とカズは迎撃してるから、ジュンしかいないの。
折角だから頑張ってね」
まさかの消去法での主砲抜擢。
「カズ、ビーが20にあるけど使っていいの？」
「いつも通り10にして。
念のため増やしたけど、あなたの体調考えたらやっぱり10だろ。
数より命中率上げて」
「わかった。
じゃ、全員席に着いて」
各々指定の席に着く。
「あ、ジュン。
主砲ぶっぱなしたら後は通信でパトロール中の連邦の巡視船に連絡取って。
襲われてるから大至急来てくれって伝えて」
「わかった。
先に連絡しなくていいの？」
「多分中継用のステーションの電波は遮断されてるだろうからやる事やってからでいい。
その頃には復旧してる筈」
「了解」
カズナリの指示が終わるのを確認してサトシが声を張る。
「総員、迎撃態勢。
メインコンピューター、ケイの指示で迎え撃つ」
『承知しました』
「これより迎撃しつつ敵攻撃圏外離脱を目標とする。
自動操縦解除、マサキよろしく」
「了解。
リョウちゃん、サポートよろしく」
『お任せ下さい』
「リモート・ビースナイパーセット。
敵の攻撃を待って反撃する」
何時もの優し気な声ではなく凛と澄んだ声で指示して行くサトシ。
「カズ、マサキ……セットOK？」
「出来てるよ」
「何時でも行ける」
「先手必勝。
マサキ、敵空母目掛けて全速前進！」
「ラジャー」
サトシたちは各々バイザーゴーグルを装着した。
ゴーグルに線が付いていて船体につながってるようだ。
そしていきなりトップスピードに乗る船体。
メインルームに向かう際、ショウたちは注意事項としてカズナリから聞いていたがこれ程までとは思っていなかった。
Gが半端ない。
シートベルトを握り締める。
『敵戦闘機10機。
こちらに向かっています』
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蒼羽(プロフ) - ともさん» コメント毎度ありがとうございます。とっても嬉しいです。ハッピーエンドが基本なので安心？して読んでやって下さい。悲型は書けませんね。それに書くならやっぱりハッピーエンドがいいです。楽しく読んで欲しいので。それでは続きをお楽しみ下さい。 (2021年2月20日 22時) (
レス) id: 878a08305b (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 途中ですが…サトシくんに危険が及ばないか？ジュンくんは？とか1人で考えながらドキドキしています(笑)続きに行ってきます(☆~☆) (2021年2月20日 14時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2020年10月10日 1時
