無自覚が一番嫌い【青葉城西】

28話.昨日ぶりな2人 ページ29

…きろ…起きろ！


A「…？」

岩泉「ついたぞ」

A「あっすみません」

岩泉「大丈夫だ」


バスの中に残っていたのは

私と英とはじめ先輩だけだった



岩泉「まだ眠いか？」

私はうなづいた

岩泉「そうか」

そういってはじめ先輩は私の頭を撫でる


あんま撫でられると眠くなっちゃうから…

やばい立ったまま寝れるわ…


岩泉「ほら挨拶」

A「あっ1年マネージャーの岸井Aです…」


はじめ先輩の袖をぎゅっと握りながら

最低限のことだけを喋った


国見「1年国見英」


うん。英よりはましだね


ふっと顔を上げると音駒高校の人が

お迎えに来てくれているようだった


A「あっ研磨だ〜」


見知った顔を見つけた私はそのまま抱きついた


孤爪「昨日ぶりだね」

A「そだね〜えへへ」

孤爪「眠そうだね」

A「うん…」




って感じで研磨と話してたら目覚めてきた



A「んー！はあやっとすっきりしたわ！」

国見「遅すぎ」

A「えーそういう英はまだ眠そうじゃん」

国見「俺はいつもこうだからいいの」

A「なんという暴論」



黒尾「よおA！」

A「え、あの誰ですか…？」

黒尾「えっ昨日もあったじゃん…？」

A「やだなー冗談ですよ黒尾さん。はっはっは」

国見「驚くほどの棒読み」

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