恋愛相談 ページ21
.
…………ん？
今、こいつなんて言ったの？
「恋した(かも)」って言った、よな………？
は……………？？？(宇宙)
う「お前が恋！？あのセンラが！？は！？嘘だろ！！？」
せ「ちょ、うらたん声でかいって！あと
思わず声を上げてセンラを凝視した直後、なぜか俺より落ち着いているセンラに的確にツッコまれた。
いや、なんでお前の方が落ち着いてるんだよ、さっきの慌てっぷりは何だったんだ。
と言い返そうとして開きかけた口をなんとか閉ざす。
センラは、落ち着いてなんかいなかった。
その証拠にほら、自分の中のなにかと戦うように手が震えている。
さっきより幾分か落ち着いた俺は、「で？」とセンラに会話を続けるように促した。
う「わざわざ俺のところまできてそれを言ったってことは、まだ「片想い」ってことだろ？その相手と。…ってか、そもそもその相手って誰だよ？俺らも知ってるやつ？」
すると、センラは誰が見ても分かるようにビクッと身体を震わせた。
……なんか優越感(え)
いやだってさ、センラっていつも余裕じゃん、年下のくせに。
年下のくせに！！！()
作「ちなみにこの作品上ではセンラ様と坂田様は同い年の兄弟だよ！」
頭の中に語り掛けてくるな作者、そしてメタい((
おっと、センラのことを忘れていた←
あんなに反応したってことは、俺らが知ってるやつなんだろうな、センラの想い人。
え、でも今まで会ったご令嬢の中で、センラが惹かれるような人いたっけな……？(←失礼)
俺ら４兄弟は、兄弟と言っても好き嫌いや性格はバラバラだ。
でも、お互いのことをよく知っている。
たまに、４人の考えがぴったり一致したときもあってあれは流石にビビった()
だから、今まで会った異性の中でセンラが恋に堕ちてしまうような人はいなかった気がするんだけど……(←失礼×2)
いたか、そんな人？
思考を巡らせていると、センラは俺の顔色を窺うように口を開いた。
せ「……うらたんはさ、同性愛者とかに偏見ある？」
う「え、、、いや別にねぇけど」
そういう差別とか、俺超嫌いだし。
………「同性愛」が、センラの初恋(おそらく)になにか関係があるのか？
なにか、勘のようなものが頭の中を駆け回る。
俺の返事を聞いてもなお、センラは気難しい顔を崩さなかった。
…………ここからは先は、聞いてもいい「ゾーン」なのだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 850人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kne(プロフ) - 続き楽しみです。 (2021年9月14日 0時) (
レス) id: ee34aec55d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - リスさん» リスさんなんですね！私はこたぬですが基本的に箱推しです (2021年7月4日 12時) (レス) id: 79c7e82e9a (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ぱるむさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません汗 ありがとうございます！ 今リメイク版を作成している最中なので、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです (2021年7月4日 12時) (レス) id: 79c7e82e9a (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ランデブーさん» ありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです (2021年7月4日 12時) (レス) id: 79c7e82e9a (このIDを非表示/違反報告)
リス - 私も志麻リスです！ (2021年6月24日 22時) (レス) id: 016461b9aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よる | 作成日時：2020年7月30日 16時
