となりの相楽さん【銀魂】

プロローグ ページ1

ーーー



「おう、いらっしゃい兄ちゃん。注文は」


―――とある日の夜。


ここは江戸にやってくる天人達がよく根城にしている某バー。今日この日やってきた天人の一人はバーカウンターの前に座ると、グラスを拭いていた厳つい店主に聞かれた。


天人は店主の男に要件を伝える。



「…かぶき町の事について教えてほしい、だァ？


…あーなるほど、ビジネスチャンス到来ってやつかい？」


すると店主は豪快に笑って「アンタも物好きだねェ」と顎を擦った。


「そうさね…まああそこの街の四天王の事は知っておいた方がいいね。あいつ等に無闇に手出したら生きて帰れない事は保証しよう」


あの4人の権力は絶対だからね、と店主は天人に説明する。


「後は真選組がよく出入りしている事、万事屋……それくらいか？」


そう天人に伝える店主だが、すぐに彼は「いや、」と撤回した。



「もう一個あったか。


あの街には妖刀に半分魂を喰われた男がいる。赤黒い長髪の木刀を持った男だ、兄ちゃんも覚えときな。

ここの常連の間では数億ものの懸賞金がかけられているだの何だの噂がたってるけどな…


…アイツとやり合うのはやめておいた方がいい。忠告はそれだけだ。」



『かぶき町で儲けたいんならそれくらいのマナーは守りな。』



そう店主が最後に言うと、彼はまた違う客の元へと行ってしまった。

その２→

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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