となりの相楽さん【銀魂】

その１３ ページ36

銀時「……お膳立てされた武士道貫いてどうするよ。そんなもんの為にまた大事な仲間失うつもりか？


俺ァもうそんなの御免だ。どうせ命張るなら俺は俺の武士道貫く。


俺の美しいと思った生き方をし、護りてェモンを護る。」



「……銀時殿」


丁度いい区切りがついたと思ったのか、Aは銀時を呼ぶ。

だが彼は「オメーも無理して攘夷党なんかに入るな、A。」と話を続けた。


銀時「…無論、俺ァお前を止める事なんてできねーがな…


…"なんでも屋"という同じ看板掲げた似た者同士じゃねーか、今はお互い自由気ままに生きていくのもいいかもしれねーぜ？

その内お前も護りたい大事なモンくらい見つかるだろ」


そう言うと、Aはフッと優しく微笑んだ。


「……そうでござるか。


ならば拙者は、今見つけたかもしれんな。



拙者は、



……今現在コレから、自分の命を護りたいでござる。」


神楽「銀ちゃん…コレ、Aといじくってたら……スイッチ押しちゃったヨ。」


銀時/桂/新八「「「………」」」


そう言って二人が仲良く並びながら持っていたのは、残り十数秒になったあの時限爆弾だった。

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