となりの相楽さん【銀魂】

その３ ページ26

「あれ…そこにいるのは銀時殿でござるか？」


そう銀時に聞くと、銀時は希望に満ち溢れた目でAに手を振った。


銀時「A！丁度良かった、助けてくれェェ！！」


「む、敵襲でござるか？！」


そうAが聞くと、銀時は「敵襲敵襲、マジで殺される5秒前！！」と返す。


「友の頼みならば断る訳にはいかないでござるな！そこの天人共、拙者が貴様等を成敗してくれよう！」

戌威星の役人達を指し、そう宣言すると役人達はAの顔を見てギョッとした。


役人A「てっ、テメェは天人殺しの相楽！！」


役人B「クソッ、怯むな！奴等を捕まえろォォォォ！！」


「笑止！望むところでござる、銀時殿達には指一本触れさせんぞ！！」


Aがそう叫び、木刀を抜く為小包を宙に思いっきり放り投げた瞬間――――。



ﾄﾞｫｵｵｵｵﾝｯ！！！



A以外「「「「」」」」



―――Aが持っていた小包が、爆発した。



「…ぬ、また花火でござるか？」



その横で何が起きたか未だに理解を得ないA。


銀時「エイドリアーーーーンッ！！！逃げるぞテメェ等ァァァ！！！」


銀時は彼の首根っこを掴むと、役人達の手を無理矢理振りほどいて一緒に逃げ出した。

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