となりの相楽さん【銀魂】

その８ ページ11

銀時「…いや、わかるよ？なんとかしたいっつー気持ちはわかるけどよ…

…んな事言われても正直な……」


そう言ってしばらく考えると、やがて銀時は歩きながらもまず色々彼に話を聞く事にした。


銀時「じゃあまず、ソレはどこで手に入れたんだ？」


「うむ、数ヶ月前に隣町の店で木刀の状態で手に入れた。確かに店主のお爺さんは呪われてる可能性は高いと言っていたが、お祓いは済ませてあるとの事。」


だから何も心配ないと思ったのだが…と話をするAに銀時は引っかかったのか、彼を一旦止めた。


銀時「ちょ、待て待て。

でもお前さ、さっきそれ使った時は木刀っていうか、三節棍だったよな？」


元々そういう刀だったのか？と銀時が聞くと、Aは首を横に振った。


「否、それは拙者が改造したからでござる」


銀時「原因それじゃねーか！！！」


そんな答えに銀時は思わずAの頭を叩く。


銀時「何してんのお前、馬鹿なの！？死ぬ
！？天狗サマにとって大切な木刀勝手に改造したらそりゃ呪われるに決まってんだろ！！」


「なっ、そうだったのか！？では拙者がコレをばーべきゅーの串と間違えて使った事が原因ではなかったのか！！」


銀時「生粋のアホか何かかテメェは！！っつーかそっちの方が問題だろ、どうやったらコレを串と間違えんだよ！！」


「うむすまぬ、あの時食べた肉が腐ってたのかもしれんな」


銀時「いや腐ってんのお前の頭ァァァ！！」

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