１：日本語教諭スペクトル！ ページ2
再度説明
この世界での共通語は【英語】という設定です。
なので「」を使い分けます。
共通語(英語)：「」
日本語 ：『』
把握よろしくお願いします
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「仔犬共、よく聞け。
明後日から新しく「日本語」という教科ができる」
ﾊﾞｯﾎﾞｰｲ先生こと、クルーウェル先生から朝会で伝えられた事項。
僕、ユウを驚かせるには十分だった。
この世界では共通語は英語。
僕はこの世界に来たときは慣れない英語に苦労した。
日本語を教えられるということは、この世界にも日本語を使っている国があるのか？
いや、学園長は"日本"なんて聞いたことが無いと言っていた。
＿ということは僕以外にだれか日本人がいるのか？
「日本語はこの世界では使われていないが、スパイなどそういう職業を目指している生徒には持ってこいだ。しっかり取り組むように。」
クルーウェル先生の言葉が左から右に流れていくのを感じながら思考を巡らす。
元の世界で言う「国語」だ。
他の教科で点数が伸びない僕には強みになる。
楽しみになってきた。
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「ということで、あなたの職業が決まりましたよ！」
カラス＿ディア・クロウリーは嬉しそうに手を合わせてそう言い放った。
彼の目の前に立つのは白髪の青年。
何とも言えない妖艶さがある。
薄く、形のいい唇が動く
『そうかい、そりゃよかった』
「私、日本語わかりませんってば…」
「ははっ、悪い悪い。少し意地悪しただけさ。」
クロウリーには通じない日本語で話し出した彼だったが、苦笑して英語で話し出した。
美しくこぼれる英語にクロウリーはうっとりする。
それくらい、彼は語学が堪能なのだ。
「何から何までありがとよ、学園長」
「私、優しいですからね」
彼の声は妖艶そのもの。
俗に言う「耳が妊娠した」という言葉がよく似合う。
被害も確認されているくらいだ。
不思議な彼にクロウリーは問う。
「本当あなた、何者なんですか」
「オレかい？」
彼は片眼を瞑る。昔からの、弟と同じ癖。
『オレぁ、”ぬらりひょん”さ。』
(だから私、日本語分かりませんってば…)
(ははっ)
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ラッテ(プロフ) - りんご飴さん» コメントありがとうございます！面白そうと思っていただけて嬉しいです😊これからも頑張ります…！ (2021年11月1日 14時) (
レス) @page13 id: b7431ab175 (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - これから面白くなってきそう！これからも応援してます！お気に入り失礼します！！( ｡･ω･｡)ﾉ 凸ﾎﾟﾁｯ (2021年10月31日 22時) (レス) @page10 id: 0ea8b0dbfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラッテ | 作成日時：2021年10月10日 19時
