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トレイ「リドル、もうやめろ!」
ケイト「トレイの『ドゥードゥル・スート』!?えっ……どういうこと?」
グリム「魔法封じの首輪が外れたんだゾ!」
トレイ「言っただろ。俺の『ドゥードゥル・スート』は少しの間だけならどんな要素も上書きすることができる。だから……“リドルの魔法”を“俺の魔法”で上書きした」
ケイト「うっそ………。そんなんあり!?チートじゃん!」
リドル「く………っ、首をはねろ!首をはねろったら!何でトランプしか出てこないんだよぉ!」
ローズハートがどんなに魔法を使っても出てくるのはトランプばかり
トレイ「リドル、もうやめろ。これ以上はお前が孤立していくだけだ!みんなの顔を見てみろ!」
ハーツ寮生A「ほ、本気でやる気だったのかよ……」
ハーツ寮生B「さすがにやり過ぎだろ……」
ハーツ寮生C「バ、バケモノだ……」
寮生の顔は恐怖に染まっている
リドル「は………?トレイに魔法を上書きされた……?ボクの魔法よりキミの魔法の方が優れてるってこと?」
「…!…ゾクッ…(何、これ?なんか気持ち悪い感覚が……)」
トレイ「そんなことある訳ないだろ。リドル、一旦落ち着いて話を聞け」
リドル「キミもボクが間違ってるって言いたいの?ずっと厳しいルールを守って頑張ってきたのに!」
トレイ先輩の言葉にローズハートさんは否定されたと勘違いをする
リドル「いっぱいいっぱい我慢したのに!ボクは………ボクは……信じないぞ!!!!!」
クロウリー「いけませんローズハートくん!それ以上魔法を使えば、魔法石が『ブロット』に染まりきってしまう!」
リドル「ボクは……ボクこそが!!!絶対、絶対、正しいんだーーーーー!!!!」
トレイ「リドルーー!!」
ポチャポチャポチャ
「……!黒いオーラが全身から!」
ローズハートさんは禍々しい姿に変わってしまう
リドル「ククク……ハハハハハ!!ボクに逆らう愚か者ども。そんな奴らはボクの世界にいらない。ボクの世界ではボクこそが法律。ボクこそが世界のルールだ!返事は「ハイ、リドル様」以外許さない!!ボクに逆らう奴らはみんな首をはねてやる!アハハハハハハ!!」
クロウリー「あぁ、なんて事だ!私がついていながら生徒をオーバーブロットさせてしまうなんて!」
グリム「オーバーブロットってなんなんだゾ!?アイツ、めちゃくちゃ邪悪な感じに変わっちまった!」
クロウリー「オーバーブロットは魔法士が一番避けねばならない状態
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ヴァルキュリア(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます。 (6月2日 14時) (レス) id: 56a578b9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続編おめでとうございます! (6月1日 18時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:saetkenmamoT x他1人 | 作成日時:2023年6月1日 0時