・ ページ20
トレイ「じゃあ、ユウ、A。うちのが2人も邪魔して悪いが、明日までよろしくな」
ユウ「わかりました」
「お任せください。私がしっかり見ておきますので」
エース「明日は『なんでもない日』のパーティ、絶対、この首輪を取ってもらうからな!見てろよ、寮長!」
No Side
ハーツラビュルの副寮長であるトレイとケイトが寮へ戻ると1人の寮生が2人を呼び止め
寮生「トレイ先輩、ケイト先輩!ああよかった、やっと帰って来てくれた」
トレイ「ん?どうかしたのか?」
帰って来たばかりの2人は寮生の1人からある報告をされる
寮生「ハートの女王の法律第256条『夜8時過ぎに蜂蜜入りのレモネードを飲んではならない』に違反した寮生10人が、リドル寮長に纏めて首をはねられてしまって……」
トレイ・ケイト「「………」」
2人が聞いた報告は今まで以上に横暴になりつつあるリドルの行動だった
寮生「僕、もう嫌ですこんな生活!わけわかんないルールでがんじかららめ……別の寮に転寮したい……ううっ」
寮生の心が限界をむかえていた
トレイ「……もう大丈夫だ。俺が寮長に話をしてくるよ。お前たちは部屋に戻ってろ」
ケイト「……はぁ。じゃ、オレは女王様のご機嫌取りのためにお茶でも淹れてきますかね」
トレイ「悪いな…ケイト((ボソッ))そうだ、紅茶は避けてハーブティーにしてくれ。確か第153条で夜のお茶について決められてた筈」
ケイト「………あいよ、オッケー。」
ポチャ、ポチャ
貴方Side
クローバー先輩達と別れて寮に戻った私達はオンボロ寮で夕食を食べ終わりお茶を飲みながらゆっくりしていた
「さて、ある程度、落ち着いたし昨日話せなかった事を話そうと思う」
エース「あぁ、昨日の怪物について?」
「うん、でも話すにあたって気をつけて欲しい事がある」
デュース「気をつける事?」
「まず、今からする話は学園内でも学園長を含めてごく一部の教師しか知らない」
グリム「なんでなんだゾ?」
ユウ「……」
「この話はまだ確信がある訳じゃないから話して生徒達の混乱を招かない為……3人に話すのはあの日、私といたから隠す必要がないと判断したからよ。だから今から話す事は私達以外、誰にも喋らないと約束して」
エース「まぁ、話した所で内容によるけど」
デュース「そうだな…僕もエースに賛成だ」
グリム「オレ様も」
3人の意見は最も、ならば私もその意見に答えなければならない
「わかった、今はそれでお願い……
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヴァルキュリア(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます。 (6月2日 14時) (レス) id: 56a578b9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続編おめでとうございます! (6月1日 18時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:saetkenmamoT x他1人 | 作成日時:2023年6月1日 0時