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大和「この組み合わせじゃ無理だ」
大和はモニターの側に近づき
大和「対戦者の変更を希望します！俺1人で…1対3で戦います！」
マーベラス「…」
とある階段の近くでマーベラスはアカレンジャーのレンジャーキーを眺めていた
【赤レンジャー『全スーパー戦隊の力を結集して宇宙を守るんだ！』】
マーベラス「……どいつもこいつも」
天晴「海賊のお兄さ〜ん！」
マーベラス「なんなんだウゼぇな？」
天晴はマーベラスを見つけ声をかけるがマーベラスは不機嫌全開で天晴を睨みつける
カグラ「…」
後からやって来たカグラは壁に隠れて様子を伺う
天晴「せっかく同じチームになったんだぜ？一度くらい笑顔を見せてくれよ？」
マーベラス「んな気分じゃねぇ」
だが天晴は諦めることなく話続けると
天晴「これで笑わなかったら諦める！…だから見ててくれよ？手裏剣忍法！餃子！」
彼は自分の身を内側に曲げ餃子の形を真似る
マーベラス「…ふッ…バカだろうお前…」
天晴「よっしゃ！やっと笑ってくれた〜」
カグラ「…！すご〜い！」
カグラは隠れていた場所を飛び出し天晴にジャケットを手渡す
天晴「お〜カグラちゃん！だろだろ？」
カグラ「今ので笑うなんて実はすごいいい人？」
マーベラス「あ？💢」
天晴「そっちかよ…」
カグラが感心したのは天晴にではなく少し笑ったマーベラスに対してだった事に天晴は少し残念そう
カグラ「ねぇねぇ？マーベラスさんのお宝知りた〜い！」
天晴「あ〜！」
マーベラス「さぁな？」
カグラ「え〜(ㆀ˘･з･˘)」
カグラの質問にマーベラスが答える事はなかったが
天晴「俺のお宝は“家族”ってか一族だな…先祖代々忍者やっててさ〜今も妹や従兄弟と戦隊やってんだ！…喧嘩もするけどすぐ仲直り、一緒に戦う仲間だからかな？」
マーベラス「(…仲間か…)」
マーベラスは今まで一緒に戦って来た仲間、そして自分を兄と慕ってついて来てくれたAの顔を思い浮かべる
カグラ「…」
天晴「俺たちはラストニンジャーになる為に修行して来たんだ！ズバリ！ラスト忍者というのが爺ちゃん！ってか…聞いてないし！」
天晴は振り向きマーベラスを見るが聞いていなかった事を残念がりながら近づき
マーベラス「本当お前…バカだな？」
天晴「そ！忍びなれど忍ばない！リーダーなれどもらしくない！…とりあえず戻ってきてくれよ？」
カグラ「うん！」
天晴は腕をマーベラスの肩に回してカグラは元気よく頷き
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作者名：saetkenmamoT | 作成日時：2023年5月22日 2時
