【ハイキュー!!】脳に似た子がマネージャーに居るそうです

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??「おぉーい！！あかぁーしぃー！！！」



突然大きな声が響き渡った



研磨は顔を顰めて「めんどくさ…」とでも言いたげな表情をしていた




赤葦さんと同じジャージの人だ…誰だろう





孤爪「ちょっと俺、クロのこと呼んでくる」



「え、まって研磨、」





私の呼び止めにも耳を傾けず研磨はそそくさとこの場を離れていった



さっき興味ないから場所忘れてるって言ってたじゃん…!





赤葦「木兎さん、声が大きいです」



木兎「わりぃわりぃ!!…ん?孤爪かー?でもその割には少し髪が長いような…?」



「ぇっと…、」




梟のような大きな瞳がこちらをまじまじと見つめてくる



怖い、



圧に耐えきれず少し後ずさってしまった






赤葦「木兎さん、猫宮さんが怖がってます」



木兎「んぁ?」



「………あ、いや、大丈夫、です、」



赤葦「(どうみても大丈夫じゃないでしょ…)こちら、うちの主将の木兎さん」



「えっと、どうも…猫宮Aです。よろしくお願いします」



木兎「………」




私が挨拶をすると、また木兎さんは私をじっと見つめてきた




「…?…あの……」






と思ったら今度は私を持ち上げてきた





木兎「お前……






うちの近くの猫みたいで可愛いなぁー！！」





「!?!?」




近距離の響く声とよく分からない発言に驚く




「お、降ろしてくださいｯ」




必死に抵抗してみても謎に可愛がられて離してくれない


なんなのこの人…!!


リエーフタイプ?いやでもこんな風にスキンシップ……するか


でもリエーフともまた違うタイプだ…新種?


私のこと新しいおもちゃみたいな感覚で楽しんでるんだろうな…



怖いという感情を通り越して冷めた感情に陥った




赤葦「(木兎さんは大抵気に入った人を見つけたら離さないからな…)木兎さん、ここ公共の場なのでやめてください。エースの印象がなくなっちゃいますよ」



木兎「何っ!?それはいかん!!」




赤葦さんの救いの手によりなんとか解放された





赤葦「ごめん、木兎さんが暴走して…怖かったよね」



「…平気、ありがとう」



赤葦「(目が死んでる…)…そう。…じゃあ孤爪達が来る前に俺達は戻るね。木兎さん行きますよ」



木兎「おう!!じゃあまたなA!!」



「はい、試合頑張ってください」




そう告げて木兎さんと赤葦さんと別れた




とりあえず、木兎さんは危険だ


あと助けてくれたけど赤葦さんも怖い



よし、2人には近づかないようにしよう



そう心に決めた瞬間だった

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