【沖田総悟】お前を守る

episode45 ページ46

神威と出会ってAは変わった。

過去を責めるんじゃない、前を向く。
そんなAには居場所が出来ていった。
Aの近くにはAを必要としてくれる人が増えた。


貴(私は、、神威と会って変わったんだ、)

しかし幸せはそう長くは続かなかった。

それが『3年前の事件。』

Aに待っていたのは組織からの報復だった。家がある村は焼き払われ、民家に男たちが押し入った。住民は皆殺しだった。

貴「なんで、、なんで、こんなことをするの、、、、村の人たちは関係ないじゃない！！」
すると男は笑う。
男「あんときはよくも仲間を殺してくれたなぁ、お前はここに新しい居場所を見つけたとでも思ってたみたいだがなぁ、お前に居場所なんてハナからなかったんだよ。」

貴「私は前とは、、違う。」

男「なにいってんだ？お前は前となにもかわらない、ただの人殺しだ。お前さえこの村に居場所をつくらなければ村の人間は死なずにすんだ。わかるか？これは全部お前が招いたことだってな。」

貴「私、、、が、、、？」

男「あぁ。お前が関わった人間はみんな不幸になる。それがお前の宿命だ。」

この日からAは人と関わることをみずからたった。

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