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15 限りなく正解に近い? ページ16

『・・・これで、良いのでしょうか?』

茨「えぇ、これでいつでも自分と連絡が取れます」

帰った後
スマホの初期設定を行い、メッセージアプリを入れた
自分の画面には初々しい初期アイコンにあいつの名前

空野A

最近知った名前を頭の中で復唱する

茨「他に連絡先を交換したい人はいますか?」

『そうですね、もし叶うのであれば巴さまなどでしょうか。以前はスマホ、が無くて断ってしまったので』

茨「そうですか。他には?例えばお友達とか!」

『友達・・・』

自分だけ交友関係を知られるのはしゃくですし、彼女の事を知るのには良い機会です
あれのスマホに履歴やトーク画面を覗き見できるアプリも仕込みましたし、準備は万端です

まぁ、自分の悪口を言っていた場合は解雇ですが

『友達と言えるかどうか分かりませんが、そうですね、連絡を取って見ても良いかもしれません』

茨「あなたの友達と言うと、やっぱり使用人仲間なのですか?」

『はい、所謂同じ釜の飯を食べた仲間という感じですね。幼少期から桜守使用人紹介所で、喜びも悲しみも分かち合ってきた者同士です』

茨「へぇ・・・」

幼少期、ということは3歳ほどでしょうか?
それほど幼いころから使用人として生きてきたとなるとあの男(弓弦)と同じような感じか
ではあの戦闘能力の高さは?まだほんの一部でしょうけど、足の速さと言い、常人では無い
もしや軍のような場所に居たことが?でもたかが使用人、どこでそんな能力が必要になる・・・?

『・・・さま、七種さま?』

茨「はい?」

『声をかけても上の空のようでしたから。いかがなさいましたか?』

茨「いえ別に」

『そうでしたか、それならよかったです。お食事にしましょうか』

茨「そうですね」

料理の手際の良さ、腕、料理のレパートリー、全てを取って完璧と言える
掃除や洗濯、家事全般も申し分ない

なんでそんなスペックの高い奴が自分の使用人になっているのか


茨「あなたはどうして」

『はい』

茨「いえ、なんでもありません」

どうして使用人になったのですか?

なんて

野暮な質問ですね

気を使うほどの関係でもないのに

それだけは聞いてはいけない気がした

その友人に会うのは

思ったより早いことになった

16 イリアさんと風見さん→←14 狂った場所ですね、ここは


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作者名:ほたる | 作成日時:2020年8月10日 21時

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