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玄関のドアを開けると、和が申し訳なさそうに身を縮めて立っていた。


「和!!」

雅紀が裸足のまま駆け寄って和をギューッと抱きしめる。

「ちょっと、まーくん痛いよ!」

和が迷惑そうに、でもちょっとだけ嬉しそうに文句を言った。

「やめろって!和が潰れる!!」

「まーくん、調子に乗り過ぎ!」


勢い余る雅紀を俺と潤がたしなめると、「だってさあ!!」と思いっきり不満顔の雅紀。
さっきまで緊張していた和は、あの頃と何も変わらない俺たちのやりとりに、いつの間にか肩の力が抜けたようだ。


こうして雅紀と和はここで十年ぶりの再会を果たしたのだった。



「とにかく中に入って」

玄関で騒いでいる三人をリビングに促して俺も後に続いた。





「なんか・・・そうやって並ぶとデコボコ三兄弟って感じだなあ」


和にもペットボトルを手渡す。
そしてソファに三人が肩を寄せ合って座っている図を真正面から見て思わず笑ってしまった。


「まあ、俺らは本当の三兄弟みたいなもんだから。
題して“山風三兄弟”!!」

真ん中に座る雅紀がニコニコしながら両隣の手を取って上げてみせる。
潤も和も困ったように笑っていた。


「まさか和が来てくれるなんて思ってもなかったよ」

「そうそう!俺はもう和には一生会えないんじゃないかって思ってたんだぞ!」

「潤くんもまーくんもごめんね。
翔ちゃんが俺にも声をかけてくれたんだよ」

和がほんの少し不安そうにチラッと俺を見る。

だから、その不安を取り払うかのようにニッコリ微笑んで頷いた。




「実は三人に話があったんだ」

ひとしきり再会を喜び合った後、本題へ移った。


「話って?」

「智くんのことだよ」


三人ともある程度こういう流れになるのではと予想していたのだろう。
途端に真剣な面持ちになった。


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なつ(プロフ) - 青奈さん» 青奈さん!Mステ私もリピしまくってる。もう感動する( ;∀;)これは永久保存版にしなくては!次章では具体的にあの日のことを語ります。お楽しみに!あー今からまたリピしようかな~☆ (2015年10月28日 21時) (レス) id: 758e137704 (このIDを非表示/違反報告)
青奈(プロフ) - なつさん☆こんばんは!遅くなってしまいました(>_<) 放火の原因が成績?!他にも何かあるのかしら?引き続き智くんが何を語るのか楽しみです☆ 次回はもう新章ですかぁ?わっ!早い(*^^*) 楽しみにしてるね☆ 私はMステのリピが止まらず全ての思考がストップ(笑) (2015年10月27日 21時) (レス) id: ce0fe14fe4 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - しるひさん» 「夫婦みたい」発言は次章にも響いてくるので、ご期待ください!これから智を巡ってにのみーと翔さんの熾烈な戦いが始まるので、お見逃しなく! (2015年10月27日 11時) (レス) id: 27a91629dc (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - ろざさん» ああ、あのサブタイトルはお分かりの通り、ふざけて付けてるよ♪ずっとシリアスな内容が続くと気が滅入るから。だから軽く流しちゃってください!!次章もよろしくです☆ (2015年10月27日 11時) (レス) id: 27a91629dc (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - kisaraさん» kisaraさん、嬉しいコメントありがとうございます!とうとう智くんが語り始めちゃいましたよ。次章では相葉君がちょこちょこ出てきそうな感じです。乞うご期待くださいね☆ニノが号泣って、リアルではあまんり想像つきませんよね〜・・・ (2015年10月27日 10時) (レス) id: 27a91629dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつ | 作成日時:2015年10月9日 9時

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