十四話 ページ15
威圧的で冷徹な目
強い力で私を押さえてくる腕
ピリピリとした空気
その全てが嫌で嫌で仕方ないのに
どうして私は動けないのだろう
「いやっ、やぁ……！お願い、です！離して……止めて……くださ…」
「……Aさん、貴女に自由はないのですよ」
「……うっ、うっ、く…私はっト、トシが、いい！」
Aの言葉に佐々木はピクリと苛ただし気に眉を動かす
その佐々木の変化に気付いていないAはトシ、トシ、と泣き続けていた
「……っ私は、恋とか、愛なんて、よく分からない、でも……きっと……トシのことが……っ」
Aの言葉を遮る様に佐々木はAの股を左右に大きく開かせる
その屈辱的な体制にAは必死に体を捩るが、佐々木の力に叶うはずがなく、その抵抗は意味のないものとなった
「……ぁ、んっ！？やっ、伊三郎さ……？ゃ、やァ…！さわら、ないで！や、ぁぁああっ！」
いつの間にか下着が脱がされていた秘部に指を無理矢理入れられて、Aは訳もわからず声をあげた
「……ああ、手始めに近藤勲を死刑にでもしてみましょうか、それとも真選組を潰すのもいいですねぇ」
「……なっ、何で真選組がっ、そんなの卑怯でしょう！？」
「卑怯等ではありません、エリートはエリートらしく敵を潰していくのですから」
無表情で淡々と恐ろしいことを告げる告げる佐々木にAは背筋を凍らせた
「……私……」
トシ達に迷惑を掛ける？
そんなの、駄目だ
何故、今頃この人に逆らおうなんて思ってしまったのだろう
ああ。私はきっとどうかしていたのだ
「……伊三郎、さん。私、おかしかったみたいです。………愛しているのは貴方だけなのに……」
そう微笑みながら言ったAの目からは光が消えていた
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マピト - 暇だ… (2019年3月3日 12時) (
レス) id: 35c7a50c29 (このIDを非表示/違反報告)
マピト - 不定期更新ごめんなさい…… (2018年12月12日 20時) (レス) id: bde79dd3ad (このIDを非表示/違反報告)
マピト - Shiro兎さん» 更新頑張ります！！ (2018年10月16日 16時) (レス) id: f38246cde8 (このIDを非表示/違反報告)
マピト - 感想ありがとうごさいます！Shiro兎さんの作品もとっても大好きです！お互い更新頑張りましょう！ (2018年10月16日 16時) (レス) id: f38246cde8 (このIDを非表示/違反報告)
Shiro兎(プロフ) - この作品マジで好きです…控えめに言って超好きです！更新頑張ってください！ (2018年10月15日 19時) (レス) id: 00438dbadd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マピト | 作成日時：2018年5月21日 17時
