42話 ページ44
___
次の日から大人しくなった璃
由依はどこかそわそわし始めた。
晋助が話しかけてもどこかぎこちない。
どうしたのだろうか
それからあっという間に夕方
皆が帰る時間だ
大体の子がバイバイと友達や銀時達に言い、門を潜り帰る。
もうほとんど居なくなった頃だろう
晋助が周りを見渡しても見つからない
今日の夕餉は晋助と零な為、仕方ないと探し始める
教室の中...見渡してもガランとしていて誰も居ない
廊下を歩くがシン...としていて何処と無く寂しい
門の近く...やはり居ない
晋助の部屋もほかの2人の部屋も...居なかった
そろそろ本当に作り始めなければ夜が遅くなる
小走りであまり人気のない場を探し回る
すると
「すきなの!」
そう声がした
慌てて隠れるとそこには晋助とまだ帰っていなかった由依が居た
何気に仲が良かったのは知っていたが本当に由依が晋助の事好きだったなんて知らなかった
零は何かに囚われたように足が動かない
目の前がとても暗くなる
この場から逃げ出したい
嫌だ...聞きたくない......
零は無理矢理足を動かし、その場から離れた
台所へと全力ダッシュをした零は肩で息をする
水を少しのみ、息を整え今あった事を考える為、思考を整理し始めた
由依は本当に晋助が好きでさっき告ってた訳でしょ?
んで、なんで俺は逃げたんだ?
初めて...ガチの恋を見てしまったから?
見てはいけないものを見てしまったから?
晋助を好きだから?
ンなわけ無いか
そう自虐的な笑いをして
ただ見ちゃいけないものを見てしまったから焦っただけと自分に言い聞かせ、零は夕餉の支度を始めるのであった
「なんか気まずいなァ...」
___
俺の大好きな親友にかまちょするネタがありません
コミュ障()なのでLINE途切れたら要件ないとLINEすることがないんです
誰か助けてください
82人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゅーや | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sadohotaru1/
作成日時:2018年7月2日 12時