35話 ページ37
なかなか目覚めない為、零達はひとまず朝食を食べた
その後剣道場へ向かい模擬戦を、行い始めた時
「はぁぁぁぁあああああ!?どこぉぉぉおおお!!!」
そう叫ぶ声がさっき倒れていた人達のいる部屋から聞こえた
驚いた4人は模擬戦を止め急いで向かう
そしてスパーンと勢いよく襖を開けるとさっきまで寝ていた銀髪の天パが布団から体を起こしワナワナと震えていた
「え、えと...大丈夫ッスか?」
少しだけ丁寧語で聞く零
これを丁寧と言っていいのやら...なんて思うなよ
その呼び掛けでこちらの事を気がついた様子の天パ
そのまま表情を歪ませ、その後青ざめる
なんとも忙しい顔だな()
「え...なん?...まじ?えぇ〜」
なんてつぶやく天パ
なにがまじなのか...
そのまま両方とも動かず真顔で睨めっこをして居たら松陽が来た
「起きましたか...良ければどうぞ」
そう言って持ってきた3つの茶器と1皿2つずつに綺麗に結ばれたおにぎり
ほかほかして美味しそうに湯気がでている
すると、その匂いにつられて2人が起き上がると勢いよくおにぎりに飛びつきガツガツ食べる
そんな様子を見てそんなにお腹が減っていたのかと思い驚き、微笑ましく笑う
少しのんびりして落ち着いた野だろう。
あとに目覚めた2人はとても焦っていた
「「ここどこだぁぁ/アルゥ!?」」
「松下村塾だ」
そう答えたのは松陽でも零でもましてやバカ3人でもない
声の主は天パである
「ここは松下村塾...
松陽と俺、ヅラ高杉そして
,
零が過ごしてきた場所だ」
いや、ここ尺とる場所じゃねぇから
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作者名:しゅーや | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sadohotaru1/
作成日時:2018年7月2日 12時